ナカグロクチバ(中黒朽葉)
 曇り空で野草撮影には困りものの暗さでした。虫ばかりが目立ちます。土手斜面で変な蛾を見つけたので追いかけて行きました。真っ先に思うのは、正三角形。そして、くっきりとした黒と白のライン。上から見る眼は昔の漫画のケムンパスみたいです。愛嬌のある眼をしているので、これは恐くなさそうだと思い撮影させて頂きました。

 でも、名前が分からないのです。日本で記録されている蛾の総数は5500種を超えるとの事。科を絞っても、なおかつ膨大な数。しかもよく似ています。中には不明種も多くあるようです。虫嫌いの私の頭の中に盛大に蛾が舞い踊り、疲れ果てました。ご教授願って判明しました。ナカグロクチバ(中黒朽葉)でした。同定者は、蛾LOVE氏、和田勉之氏。漢字表記すると、どうなるのでしょうね。「腹黒口先」は私の事。

 分布は本州までで、北限記録は群馬県との事。南方系の蛾なのですね。会えただけラッキーです。

Japanese common name : Nakaguro-kutiba
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Grammodes geometrica (Fabricius, 1775)


ナカグロクチバ(中黒朽葉)
チョウ目(鱗翅目)ヤガ科シタバガ亜科
学名:Grammodes geometrica (Fabricius, 1775)

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体長:(開張)41~44mm
分布:本州・四国・九州・沖縄
出現期:7月~8月/9月~10月
食草:タデ科・トウダイグサ科・ミソハギ科・ザクロ科

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から9.0km 左岸土手 2005.09.20
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 22 September 2005
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by pianix | 2005-09-22 00:00 | | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from ひたきのつぶやき at 2005-10-11 17:05
タイトル : 巣で動くもの ナカグロクチバ なーんてことないか
見慣れないパターンの蝶だか蛾だかが、ツリガネニンジンの花をご訪問。じってしてくれないので、蝶ピンボケ。こんなんで、わかるわけないよねー。蝶だか蛾だかも区別できないクロはよけいにそうです。 ある虫屋さんのブログでちょっと似てそうなのがナカグロクチバ?はじめて聞いた名前。 おー、これだっと思ったんだけど、やっぱりちょっとパターンが異なるか。 まー、いつものように、記録だけ。正体はいつかわかるかもしれない。お粗末。 ... more
Commented by mico at 2005-09-22 20:54 x
蛾の方は怖かったかもしれませんね~
でも我慢して逃げ出さなかったんですね。
野原を歩いているといろんなものに出合えてルンルンかな?
Commented by pianix at 2005-09-22 23:48
ナカグロクチバは必死で恐いおじさんから逃げようとしていましたが、意外にもタフでなく、その飛行距離が短い事を悟っていなかったようです。数cmの所まで近寄って「変な模様、この秋の流行ファッションか」と言うと、おとなしくなって「何枚でも撮ったら良いでしょう、その代わり綺麗に撮ってよ」と言うものですから、腕に自信がない私は自分の顔の枚数(2枚)だけ写しました。で、帰ったら3枚あったのでスネました。
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