ウスオエダシャク(薄尾枝尺)
 しばらくの間、名前が分からなかった蛾の一つです。全体の形状、色具合、模様から同定する事になります。それが名札代わりだからです。実は、思い起こしてみると、この蛾の写真を見た事があったのですが、気が付きませんでした。原因は、模様は個体によって変異があることでした。また、似ている蛾が数多く存在します。私の頭の中に無数の蛾が飛び交い、早く名前を判明させて追い出したいと知恵熱を出していました。

 植物の世界でも同様です。例えば、外来種のアメリカタカサブロウ(亜米利加高三郎)と在来種のタカサブロウ(高三郎)は見分けが困難で、結局の所、痩果に翼の部分がある無しの相違で区別します。あるのはタカサブロウ。セリとドクゼリは、大きくならないと見分けが困難です。その前の時期には根を掘って調べる必要があります。

 小さな蛾です。4本の横線があり、点模様が10程あります。形は整っていて、翅後部がフリルのようで可愛い感じもします。

Japanese common name : Usuo-edasyaku
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Chiasmia hebesata (Walker, 1861)


ウスオエダシャク(薄尾枝尺)
チョウ目(鱗翅目)シャクガ科エダシャク亜科
学名:Chiasmia hebesata (Walker, 1861)

体長:(前翅長)12~13mm/(開張)21~23mm
分布:本州・四国・九州・沖縄
出現期:5月~9月
食草:マメ科(ヤマハギ、メドハギ、ヤハズソウ、マルバハギ)

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撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から8.5km 左岸河川敷 2005.08.31
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 25 September 2005
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by pianix | 2005-09-25 00:00 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by yamome516 at 2005-09-26 12:56
本当に、きれいな写真と、まとまりのある文章です。
いつも、感心します。
ご訪問と、コメントありがとうございます。
Commented by pianix at 2005-09-26 17:17
久々に富楼那日記を拝見させて頂きました。お住まいの場所はとても魅力ある所のようです。
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