メドハギ(蓍萩)
 河川敷の荒れた場所には、どこもかしこもメドハギに覆い尽くされているかのようです。かき分けながら進む事になります。

 名の由来は、易占いの筮竹(ぜいちく)に使用されたメドギ(筮)から「メドギハギ(筮萩)」と呼ばれ、略されてメドハギ(蓍萩)となったようです。筮竹とは、竹で作った割り箸のような物で、本数の奇数(陽)・偶数(陰)で占います。本来はメドハギの茎を使ったのですが、後世に代用品として竹が使われるようになりました。メドハギの茎は丈夫で、木質化します。占い以外にも、簾などに使用されてきました。若芽は利尿・解熱剤として利用されます。

 漢名は、テツソウシュウ(鉄掃箒)。小さなヘラ形をした複葉の葉が、びっしりと茎に互生し、葉の脇に白を基調とし紫の条線をつけた小さな花をつけます。マメ科ハギ属とはいえ、ハギとは異なる雰囲気を持っています。

Japanese common name : Medo-hagi
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Lespedeza cuneata (Dum.Cours.) G.Don Miq.


メドハギ(蓍萩)
マメ科ハギ属
学名:Lespedeza cuneata (Dum.Cours.) G.Don
synonym : Lespedeza juncea (L. f.) Pers. var. subsessilis Miq.
花期:8月~10月 多年草 草丈:60~100cm 花径:6mm

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【【学名解説】
Lespedeza : Vincente Manuuel de Cespedes(1784-1790)への献名/ハギ属
cuneata : cuneus(くさび)+atus=cuneatus(くさび形の)
Dum.Cours. : Georges Louis Marie Dumont de Courset (1746-1824)
G.Don : George Don (1798-1856)
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juncea : junceus(イグサに似た)
L. f. : Carl von Linne, filius (1741-1783)
Pers. : Christiaan Hendrik Persoon (1761-1836)
var. : varietas(変種)
subsessilis : 無柄に近い
Miq. : Friedrich Anton Wilhelm Miquel (1811-1871)
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synonym(シノニム):同意語、異名。

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から9.75km 右岸河川敷 2005.09.16
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

2 October 2005
Last modified: 6 July 2015
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by pianix | 2005-10-02 00:00 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by yamome516 at 2005-10-04 09:52
おはようございます。
子供のころ河原でたくさん見ました。
葉のつき方が、占いの、たくさんのぼうに似ていますね!
そう言うところから、この名前がついたのですか?
それだけ、占いが盛んだったのでしょうか?
花が、かわいいのに、葉っぱには、無数の産毛があって、
チョット、枯れかけた花のような、印象を受けたのを憶えています。
Commented by pianix at 2005-10-04 20:25
昨日は疲れて寝てしまいました。
茎を使ったようですね。易者が使っている、あの棒の事です。
私は、占いをやりません。占いの本を買いに本屋へ行ったら、「売らない」と言われ、よく見たら「裏無い」とか言って、駄洒落でごまかしごめんなさい。
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