ヒヨドリバナ(鵯花)
 ヒヨドリバナ(鵯花)は、キク科ヒヨドリバナ属の多年草です。古来から有名な秋の七草であるフジバカマ(藤袴)と瓜二つ、兄弟のような花です。ヒヨドリバナ(鵯花)は、フジバカマより葉が薄く光沢がない事と、葉裏に腺点(斑点)がある事で区別されます。もっとも、フジバカマは絶滅危惧II類として、ほとんど見られなくなってしまいました。また、ヒヨドリバナは、様々な学名が乱立しています。

 名の由来は、ヒヨドリの鳴く頃に咲くという事からですが、ヒヨドリ(鵯)を調べたところ、年中出現するとの事ですから、よく分かりません。繁殖時期が5月~7月にかけてで、移動時期が10月から11月と言うところがポイントかもしれません。

 葉脈が黄色で網目状になるものは、ジェミニウイルス(Tobacco Leaf Curl Geminivirus)の感染が原因です。キンモンヒヨドリ(金紋鵯)と呼ばれますが、変種や品種と異なり、病気になったヒヨドリバナであり、学名が変わるような事はありません。

Japanese common name : Hiyodori-bana
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Eupatorium makinoi T.Kawahara et Yahara
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キンモンヒヨドリ(金紋鵯)
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Hypsipetes amaurotis (Temminck, 1830)
参考:ヒヨドリ(鵯) ヒヨドリ科ヒヨドリ属


ヒヨドリバナ(鵯花)
キク科ヒヨドリバナ属
学名:Eupatorium makinoi T.Kawahara et Yahara
synonym : Eupatorium chinense auct. non L.
花期:8月~10月 多年草 草丈:1~2m 散房花序形:15~20cm 総苞:5~6mm 花径:約2mm

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【学名解説】
Eupatorium : Mithridates Eupator(King of Pontus, BC.132~63)に因む/ヒヨドリバナ属
makinoi : 牧野富太郎 Tomitaro Makino (1862-1957)の
T.Kawahara : 河原 孝行 Takayuki Kawahara
et : et alii(及び・命名者が2名の時など・&(and)に同じ)
Yahara : 矢原 徹一 Tetsukazu Yahara (1954- )
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chinense : chinensis(中国の)
auct. non : 誤ったauctorum(著者等の)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から9km 右岸河川敷 2005.10.06
安倍城跡(Alt435m) 2015.09.23, 2015.10.03, 2015.10.08
ヒヨドリ(鵯):葵区 2010.02.24
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

10 October 2005, 16 July 2015 (Scientific name update)
Last modified: 17 October 2015
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by pianix | 2005-10-10 00:00 | | Trackback | Comments(0)
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