ツノナス(角茄子)-1
 ススキとセイタカアワダチソウを手にした御夫婦に出会いました。ツノナス(角茄子)を見て、これは何かなと問われました。実がキツネノ顔に似ているからフォックスフェース。奥さんが、「生け花で使うものかしら」と思い出したようです。手にしたススキは、月見のためとの事でした。おりしも10月17日は、部分月食で最大6.8%だけ欠けます。ご夫婦で月見と洒落込むのでしょう。

 実が黄色なのでナス科と言ってもピンと来ません。そこに角が出ている様子から角茄子。この実は食べられません。中毒を起こすと言われています。花は紫色で、ナス科の特徴を持った形をしています。しかし、あくまでも生け花の対象となるのは実のほうです。園芸店で購入する時、花はついていません。ですから、実を知っていても花を知らない人は多いかもしれません。

 米国バージニア、テキサス原産の低木ですが、日本では1年草として扱われています。1935年(昭和10年)に導入されました。

 ナス科(Solanaceae Juss. (1789))は、世界に90属約200種が分布します。日本には、6属14種が分布します。ナス属(Solanum L. (1753))は、世界の温帯から熱帯に約1400種があり、日本には12種があります。

参考:ツノナス(角茄子)-2

Japanese common name : Tuno-nasu
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Solanum mammosum L.


ツノナス(角茄子)
流通名:フォックスフェース(fox face=和製英語)/英名:nipple fruit
ナス科ナス属
学名:Solanum mammosum L.
花期:9月~11月 1年草(非耐寒性低木) 樹高:100~140cm 花径:3cm 果長:5~8cm

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【学名解説】
Solanum : solamen(安静)/ナス属
mammosus : 乳頭状突起をもつ
L. : Carl von Linne (1707-1778)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から9.75km 左岸河川敷(植栽) 2005.10.13
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 16 October 2005
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by pianix | 2005-10-16 00:00 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by yamome516 at 2005-10-21 10:10
花を見ると、ナスの仲間だと納得しますね!
切りあげてから、長く持つのだそうです。
この時期、人の家を訪ねると、玄関に飾っていたりします。
Commented by pianix at 2005-10-22 16:04
豚顔や牛顔、羊顔ができたら面白いかもしれませんね。
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