フタモンアシナガバチ(二紋脚長蜂)
 ハチの仲間で一番見かける事が多い、身近なフタモンアシナガバチ(二紋脚長蜂)です。しかしながら、その美しさは他のハチに引けをとりません。腹部に黄色い2つの斑紋がある、比較的おとなしいハチです。オスは、顔面が黄色で、触覚の先がオレンジ色で曲がっています。

 春。フタモンアシナガバチのお母さん蜂が巣作りを始めます。巣の材料は枯れ木です。顎で噛み砕いた繊維をツバで混ぜたものを使います。触覚を使って均等に部屋を作ります。部屋ができる毎に卵を産み付けていきます。1週間で幼虫になります。先にできた中央の部屋から外に広げるので、中央の部屋から順次幼虫になります。幼虫の餌は、初めは蜜ですが、アオムシや毛虫の肉団子に変わっていきます。大きくなった幼虫は部屋に蓋をしてサナギになります。

 夏。20日ほどで出てきた成虫は働き蜂となり、お母さん蜂と共に幼虫の世話をします。夏の終わり頃、オス蜂が成虫となって出てきます。お母さん蜂は、そのころ死んでしまいます。

 秋。幼虫が全部育つと、働き蜂は死んでしまいます。オス蜂とメス蜂だけが残り、昼は飛び回りますが、夜になると巣に戻って来ます。秋の終わり頃、交尾を終えたオス蜂は死んでしまいます。メス蜂は、冬越しのために巣を離れていき、やがて巣は空っぽになります。

 春。フタモンアシナガバチのお母さん蜂が……。


参考:キアシナガバチ(黄脚長蜂) キイロスズメバチ(黄色雀蜂) ニホンミツバチ(日本蜜蜂)

Japanese common name : Futamon-ashinaga-bati
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Polistes chinensis antennalis Perez, 1905
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2006.04.18
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2006.04.18

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左:獲物を肉団子にして食事中 右:腹部側
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2005.05.11


フタモンアシナガバチ(二紋脚長蜂)
ハチ目(膜翅目)スズメバチ科アシナガバチ亜科アシナガバチ属
学名:Polistes chinensis antennalis Perez, 1905

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体長:17~19mm
活動期:3月~10月
分布:本州・四国・九州

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から10.25km 右岸河川敷 2005.07.25
安倍川/河口から9.0km 左岸河川敷 2005.05.11, 2006.04.18
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 21 October 2005
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by pianix | 2005-10-21 00:00 | | Trackback | Comments(0)
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