ナナホシテントウ(七星瓢虫)
 小さな昆虫の世界を覗くと、様々な共生関係を見る事ができます。テントウムシは葉ダニ(アブラムシ、カイガラムシ)などを食べます。アリは、アブラムシの出す甘い汁が大好きです。そこで、テントウムシとアリは敵対関係になります。アリが噛めば、テントウムシは苦く有毒な黄色の汁を足の付け根から出して応戦します。

 幼虫の時はテントウムシとは思えない姿形ですが、同じように食肉性です。成虫は、びっくりすると擬死もします。店頭で転倒したら、やはり死んだ真似をするかもしれません。時に臭い液体を出すかもしれません。成虫のまま集団越冬しますが、暖かい地域では幼虫や蛹でも越冬できるそうです。見つけたら「テントウムシのサンバ」を聞かせてあげるのも一興ですが、テントウムシから我が一族に産婆はいないと言われるかもしれません。(もちろん嘘です)

 ナナホシテントウ(七星瓢虫)は、赤地に七つの黒点がある、とても身近なテントウムシです。派手な模様は警戒色だと言われています。植物と人間にとっては益虫です。アブラムシとアリにとっては害虫です。

参考:ナミテントウ(並瓢虫)

Japanese common name : Nanahosi-tentou
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Coccinella septempunctata Linnaeus, 1758
宿敵のアリさんとご対面


ナナホシテントウ(七星瓢虫)
甲虫目テントウムシ科
学名:Coccinella septempunctata Linnaeus, 1758

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体長:7~8mm
出現期:3~11月
分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄
食物:アリマキ(アブラムシ)
英名:sevenspotted lady beetle

【学名解説】
Coccinella : 赤い色/Coccinella属
septempunctata : septem(数字の7)+punctata(点のある)
Linnaeus : Carl von Linne (1707-1778)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から5.75km 右岸河川敷 2005.09.29
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

31 October 2005
Last modified: June 22, 2008
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by pianix | 2005-10-31 00:00 | | Trackback | Comments(3)
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Commented by mico at 2005-11-01 13:36 x
天道虫が転倒して死んだふり?
面白い習性がありますね
Commented by mico at 2005-11-02 14:36 x
ナナホシテントウムシ、ブログで見たのは今日二回目です。
この季節の虫なんでしょうね。
Commented by pianix at 2005-11-02 19:35
micoさん
テントウムシは女性に可愛いと言われている虫ですが、
幼虫は気持ち悪いという人が多いので、知らずに踏みつぶしているかもしれません。
先端に行かないと飛び立てないという面白い習性があります。先端がないと右往左往しますよ。
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