キアシナガバチ(黄脚長蜂)
 キアシナガバチ(黄脚長蜂)は、スズメバチ科アシナガバチ属の昆虫です。スズメバチの仲間です。スズメバチほど攻撃的ではないものの、アシナガバチとしては攻撃性が強く、毒が強いので注意を要します。セグロアシナガバチ(背黒脚長蜂)1)に大きさ・形とも似ていますが、名前の通りに足が黄色になっているのがキアシナガバチです。また、全体的に黄色味が強い色彩をしています。アシナガバチ亜科は、日本には3属2)11種が分布します。

 4月頃から、家屋軒下・枝などのやや高めの場所に、釣り鐘状の巣を作ります。家の屋根裏などに集団越冬することもあります。翅を持ち上げている時は威嚇のポーズですから、近寄らないようにしたほうが懸命です。当然の事ながら、巣を刺激すれば攻撃されます。青虫や毛虫を餌とするので益虫とも言えますが、夏場の除草や剪定作業では特に注意を要します。10月から11月にかけては新女王蜂や雄蜂が集団でいる事が多くなります。従って、この時期まで油断はできません。蜜蜂と違い、何度でも刺してきます。見つけたら後ろに静かに下がるようにします。横の動きに敏感、縦の動きに鈍感との性質があるからです。

1)セグロアシナガバチ(背黒足長蜂)Polistes jokahamae Radoszkowski, 1887
2)アシナガバチ属(Polistes Latreille, 1802)、ホソアシナガバチ属(Parapolybia)、チビアシナガバチ属(Ropalidia Guérin-Méneville, 1831)

参考:フタモンアシナガバチ(二紋脚長蜂) キイロスズメバチ(黄色雀蜂) ニホンミツバチ(日本蜜蜂)

Japanese common name : Ki-ashinaga-bati
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Polistes rothneyi iwatai van der Vecht, 1968

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キアシナガバチ(黄脚長蜂)
ハチ目(膜翅目)スズメバチ科アシナガバチ亜科アシナガバチ属
学名:Polistes rothneyi iwatai van der Vecht, 1968
(Polistes rothneyi Cameron, 1900)

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体長:21~26mm
出現期:4月~10月
分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄

撮影地:静岡県静岡市
西ヶ谷運動場 2005.11.16
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

21 June 2008
Last modified: 24 July 2014
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by pianix | 2008-06-21 00:00 | | Trackback | Comments(0)
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