キイロスズメバチ(黄色雀蜂)
 キイロスズメバチ(黄色雀蜂)は、スズメバチ科スズメバチ属の昆虫でハチの仲間です。英名は、Japanese homet、あるいはYellow wasp。日本で最大種のオオスズメバチと同属で、きわめて攻撃性が高く、危険な野生生物の一つに挙げられています。

 人が刺される被害で多いのは、スズメバチとアシナガバチの種類です。過去の被害データでは、キイロスズメバチ(45%)、コガタスズメバチ(30%)、モンスズメバチ(10%)、オオスズメバチ(8%)、ヒメスズメバチ(5%)、チャイロスズメバチ(1%)、ツマグロスズメバチ(1%)の割合です。つまり、蜂の刺症被害件数で一番多いのは、このキイロスズメバチです。毎年、何人もが被害を受け、今年(2005年)9月だけでも、1日に広島県安芸高田市、17日に福島県浪江町での死亡事例が報告されています。

 キイロスズメバチの巣は、樹木や屋根裏だけでなく、土中にも作る事があります。地域によって異なりますが、家屋に巣を作る事が多いようです。形は球形をしていて、5月頃から営巣を始め、大きなものは50cm程になります。夏場に巣の拡大を行う事があり、新しい営巣に取りかかります。働き蜂は6月頃から出現し、新女王蜂が誕生するのは9月から11月にかけてです。この繁殖期は気が立っているので凶暴になります。幼虫に与える餌は広範囲の昆虫類や蜘蛛です。成虫は樹液や花の蜜を採ります。

参考フタモンアシナガバチ(二紋脚長蜂) キアシナガバチ(黄脚長蜂) ニホンミツバチ(日本蜜蜂)

Japanese common name : Kiiro-suzumebati
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Vespa simillima xanthoptera Cameron, 1903


キイロスズメバチ(黄色雀蜂)
ハチ目(膜翅目)スズメバチ科スズメバチ属
学名:Vespa simillima xanthoptera Cameron, 1903
体長:17~29mm(♀27~29mm/♂25~27mm/働き蜂17~24mm)
出現期:4月~11月
分布:本州・四国・九州

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撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から8.25km 左岸河川敷 2004.11.23
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: March 16, 2009
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by pianix | 2005-11-24 00:00 | | Trackback | Comments(0)
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