アシグロツユムシ(脚黒露虫)
 アシグロツユムシ(脚黒露虫)は、キリギリス科ツユムシ亜科の昆虫です。草食性で、草むらにいますから、体色の深い緑色は理に適った保護色といえます。触覚も脚も長く、結構スマート。触角は黒褐色にベージュの帯模様があり、これは幼虫の時と変わりません。背筋が褐色で縁取られています。脚も褐色で、一部がより暗褐色になり、そこから「足が黒い露虫」との名が付けられたようです。

 ツユムシの仲間の脚は、ほとんどが緑色です。やや似ている種類にセスジツユムシがいますが、脚が褐色の時は全身も褐色の場合が多いようです(褐色型)。時々混同されるようです。前脚の関節が少し膨らんでいますが、そこが鼓膜になっています。しかし、後脚は簡単に取れてしまうような弱さがあるかもしれません。目は複眼です。

 性質はおとなしく、鳴き声も他のキリギリスの仲間に比べれば弱く地味です。日中に活動し、動作はあまり機敏ではありません。写真のアシグロツユムシは、後部に産卵管が見えるので雌です。産卵は地中や茎の中にします。卵で越冬し、不完全変態します。

Japanese common name : Asiguro-tuyumusi
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Phaneroptera nigroantennata Brunner von Wattenwyl, 1878
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アシグロツユムシ(脚黒露虫)
バッタ目(直翅目)キリギリス科ツユムシ亜科
学名:Phaneroptera nigroantennata Brunner von Wattenwyl, 1878

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体長:(翅端長)20~25mm
出現期:7月~10月(暖地では年2回発生)
分布:北海道・本州・四国・九州

撮影地:静岡県静岡市
内牧川(安倍川水系) 2005.11.17
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

2 December 2005
Last modified: 31 August 2016
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by pianix | 2005-12-02 00:00 | | Trackback | Comments(0)
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