コムラサキ(小紫)
 コムラサキ(小紫)は、シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木です。(クロンキストとエングラー体系では、クマツヅラ科)。山に咲くムラサキシキブ(紫式部)と違って、コムラサキは花を密につけます。小さなピンク色の花を梅雨明け後に咲かせる事が多いようです。また、コムラサキは葉の鋸歯が途中から先端までの半分しかありません。どちらか迷う時は、これが同定の判断材料となります。

 8月頃に緑色の若い実をつけ、10月頃には美しい紫色に色づきます。花数と同様に実も密にたくさんつけるので、庭に植えられる事が多いようです。東海地方以西に分布します。白い実を付けるのは、シロミノコムラサキ(白実の小紫) Callicarpa dichotoma (Lour.) K.Koch f. albifructa Okuyama です。

 ムラサキシキブ(紫式部)の白実種に、シロシキブ(白式部)Callicarpa japonica Thunb. var. japonica f. albibacca H.Hara があります。
 同じ和名の蝶に、タテハチョウ科コムラサキ亜科のコムラサキ(小紫蝶) Apatura metis substituta Butler, 1873 があります。

Japanese common name : Ko-murasaki
e0038990_15123415.jpg
Callicarpa dichotoma (Lour.) K. Koch


コムラサキ(小紫)
シソ科ムラサキシキブ属
別名:コシキブ(小式部)
学名:Callicarpa dichotoma (Lour.) K. Koch
花期:6月~8月 落葉低木 樹高:200cm 花径:3~4mm 果期:9~11月

e0038990_2163229.gif

【学名解説】
Callicarpa : callos(美しい)+carpos(果実)/ムラサキシキブ属
dichotoma : dichotomus(二叉になった・叉状分岐の)
Lour. : Joao de Loureiro (1717-1791)
K. Koch : Karl Heinrich Emil Koch (1809-1879)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川支流/内牧川 2005.11.17
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 3 December 2005
e0038990_1703595.gif

[PR]
by pianix | 2005-12-03 00:00 | | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://pianix.exblog.jp/tb/2072322
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< オオカワヂシャ(大川萵苣) アシグロツユムシ(脚黒露虫) >>