ハキダメギク(掃溜菊)
 ハキダメギク(掃溜菊)は、キク科コゴメギク属の1年草です。北アメリカ原産で、荒れ地等に生育する帰化植物です。結構、生命力が強く、庭や畑などに広がってくる事があるので嫌われる場合があります。日本全国に分布します。

 黄色の管状花の回りを、白の舌状花が5枚並びます。この先端が3裂していて、小さく愛らしい形をしています。葉は、対生し、まばらな鋸歯があります。茎は分岐して伸びます。似た花にコゴメギク(小米菊)があります。属名は、18世紀のスペインの植物学者でマドリッドの植物園長の名に因んでいます。

☆  ☆  ☆

 この愛らしい小さな花に、ハキダメギク(掃溜菊)という名前は、少し酷な感じがします。それというのも、私が好きな花の一つだからです。ゴミ捨て場(=掃溜)で見つかった事から名が付けられました。名付け親は、牧野富太郎博士。見つかった場所が悪かったとも言えますが、好窒素植物らしき性質を考えると致し方ないのかもしれません。染色体数は、2n=16,24,32

Japanese common name : Hakidame-giku
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Galinsoga quadriradiata Ruiz et Pavon
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ハキダメギク(掃溜菊)
キク科コゴメギク属
学名:Galinsoga quadriradiata Ruiz et Pav.
synonym : Galinsoga ciliata (Raf.) S.F.Blake
花期:6月~11月 1年草 草丈:10~60cm 花径:5mm

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【学名解説】
Galinsoga : Mariano Martinez de Galinsoga (1766-1797) に因む/コゴメギク属
quadriradiata : quadratus(正四角形の)+radiatus(放射状に長い)
Ruiz : Hipolito Ruiz Lopez (1754-1815)
et : et alii(及び・命名者が2名の時など・&(and)に同じ)
Pav. : Jose Antonio Pavon (1750-1844)
---
ciliata : ciliatus(縁毛のある)
Raf. : Constantin Samuel Rafinesque(-Schmalz) (1783-1840)
S.F.Blake : Sydney Fay Blake (1892-1959)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川支流/内牧川 2005.11.17
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

17 December 2005
Last modified: June 14, 2008
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by pianix | 2005-12-17 00:00 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by brizu at 2005-12-19 09:52
こんにちは
この  ハキダメギク とか下の ベニバナボロギク って
普段見向きもされないけど、なんか気になっちゃいますよね。
そのせいか、やけに一生懸命に生きてるように見えちゃいます。
Commented by pianix at 2005-12-19 12:19
brizuさん
そうですね、花の美しさはともかく、生命力の強さには驚かされます。そして、何故にそんなに一生懸命生きるのと聞きたくなります。
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