エゾスナゴケ(蝦夷砂苔)
 エゾスナゴケ(蝦夷砂苔)は、ギボウシゴケ科シモフリゴケ属の蘚類(せんるい)です。日本全国に分布します。日だまりの河川敷にエゾスナゴケがあると、腰を下ろして、若い胞子体を眺める事にしています。指で軽く触って、「小さくて可愛いな」と声をかけてあげます。少し湿った状態ならば葉が開いていますが、乾燥してくると、まるで毛糸の先のような形状に丸まってしまいます。

 河原や山地の日当たりが良く、やや湿り気があるところを好んで芝生状に生育しています。茎は黄緑色で、3cm程にまで伸びる事があります。若い胞子体は、ギザギザのある帽子を被った姿に見えます。園芸家には馴染みの深い苔です。成長が早く強い性質なので取扱も難しくありません。苔庭の他に、緑の絨毯として屋上緑化に使われる例もあります。残念ながら、室内では旨く成長しないようです。

Japanese common name : Ezo-sunagoke
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Racomitrium japonicum Dozy et Molk.

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左:胞子体 右:全体


エゾスナゴケ(蝦夷砂苔)
ギボウシゴケ科シモフリゴケ属
学名:Racomitrium japonicum Dozy et Molk.
茎高:20~30mm

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【学名解説】
Racomitrium : racos(弁)+mitra(僧帽)/シモフリゴケ属
japonicum : 日本の[japonicus(男性形)/japonica(女性形)/japonicum(中性形)]
Dozy : Frans (Franois) Dozy (1807-1856)
et : et alii(及び・命名者が2名の時など・&に同じ)
Molk. : Julianus Hendrik Molkenboer (1816-1854)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から9.0km右岸河川敷 2005.11.25
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

28 December 2005
Last modified: June 11, 2008
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by pianix | 2005-12-28 00:00 | 蘚苔類 | Trackback | Comments(0)
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