シャリンバイ(車輪梅)/実
 シャリンバイ(車輪梅)は、バラ科シャリンバイ属の常緑低木です。本州宮城県以西から沖縄に至る海岸沿いに自生します。名の由来は、枝が車軸状に出る事と、花が梅に似ている事からです。最近では、シャリンバイ(車輪梅)、マルバシャリンバイ(丸葉車輪梅)、タチシャリンバイ(立車輪梅)は、同種の変異内としてまとめます。一般的には、葉の形態で判別し、マルバシャリンバイは、楕円形で僅かに鋸歯があり、タチシャリンバイは、細長く縁全体に鋸歯があるとされています。

 葉は、長さ4~8cmの倒卵形で互生し、輪生状に付きます。肉厚で光沢があり、浅い鋸歯があります。花は、枝先に円錐花序を出し、白色の花弁が5枚あります。果実は上向きに付きます。球形で、熟すと黒紫色になります。白い粉を被るので葡萄の実のようにも見えます。種子が2個入っています。

 公園や、街路樹として植栽されている他、生け垣、道路の分離帯等にも多く見られます。私は、土手沿いに植えられているシャリンバイの果実の色が変化していく様子を10月頃から観察していました。また、方言を含めて何と呼ばれているのか興味があって多くの人に尋ねてみたのですが、残念ながら名前を知っている方は一人もいませんでした。

参考:シャリンバイ(花)

Japanese common name : Syarin-bai
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Rhaphiolepis indica (L.) Lindl. var. umbellata (Thunb.) H.Ohashi


シャリンバイ(車輪梅)
別名:マルバシャリンバイ(丸葉車輪梅)/タチシャリンバイ(立車輪梅)
バラ科シャリンバイ属
学名:Rhaphiolepis indica (L.) Lindl. var. umbellata (Thunb.) H.Ohashi
花期:5月~6月 常緑低木/小高木 花径:10~15mm 樹高:200~400cm 果期:10~11月 実径:1cm

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【学名解説】
Rhaphiolepis : rhaphis(針)+lepis(鱗片)/シャリンバイ属
indica : インドの
L. : Carl von Linne (1707-1778)
Lindl. : John Lindley (1799-1865)
var. : varietas(変種)
umbellata : umbellatus(散形花序の)
Thunb. : Carl Peter Thunberg (1743-1828)
H.Ohashi : 大橋広好 Hiroyoshi Ohashi (1936- )
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ex : ~より (代わりに発表)
Ker : John Bellenden Ker Gawler (1764-1842)
Murray : Johan Andreas Murray (1740-1791)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から11.25km 左岸土手(植栽) 2006.01.05
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 21 January 2006
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by pianix | 2006-01-21 00:00 | | Trackback | Comments(0)
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