カラシナ(芥子菜)
 カラシナ(芥子菜)は、アブラナ科アブラナ属の2年草です。ヨーロッパ原産で、食用として導入したものが野生化した帰化植物です。主に関東以西に分布します。名の由来は、種子を芥子にしたことから。英名も、和名と同じく、leaf mustardです。

 一般的に、私達が「菜の花」と言っているものは、アブラナ科の黄色い花を付けるものを指す事が多いようです。そして、その種類は多く、判別に頭を悩ます事になります。河川敷では大きなロゼットを見る事が多く、その内の幾つかは花を付けています。

 双子葉綱ケシ目のアブラナ科(Cruciferae Juss. 1789)で、世界に約390属3200種が知られています。日本には100種以上があります。科名は十字架を意味し、4弁の十字状の花を付ける事に由来します。以前は十字花科とされていました。

 アブラナ(Brassica rapa L. var. oleifera DC.)と、クロガラシ(Brassica nigra (L.) W.D.J.Koch)の、雑種4倍体です。それで、カラシナとセイヨウアブラナ(西洋油菜)は、大変よく似ています。

 簡単な見分け方法ですが、茎の基部で葉を抱かないのがカラシナです。葉は互生し、30cm程になります。羽状に分裂し鋸歯があります。花は扁平の十字形をしています。染色体数は、2n=4x=36。

Japanese common name : Karasina
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Brassica juncea (L.) Czern.
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葉は茎を抱かない


カラシナ(西洋芥子菜)
別名:セイヨウカラシナ(西洋芥子菜)
アブラナ科アブラナ属
学名:Brassica juncea (L.) Czern.
花期:3月~5月 2年草 草丈:30~80cm 花径:1cm

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【学名解説】
Brassica : キャベツの古いラテン語/アブラナ属
juncea : junceus(イグサに似た)
L. : Carl von Linne (1707-1778)
Czern. : Vassilii Matveievitch Czernajew (1796-1871)
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et : 及び(命名者が2名の時など・&に同じ)
Coss. : Ernest Saint-Charles Cosson (1819-1889)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から0km 右岸河川敷 2006.01.25
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 27 January 2006
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by pianix | 2006-01-27 00:00 | | Trackback | Comments(1)
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Commented by yamome516 at 2006-02-06 14:44
この時期に、黄色い花を見つけると、
どれもが、菜の花だと思ってしまいます。
芥子菜は、茎が太いので解りますが?
ナタネ油を採るものが?菜の花と一般的には呼ばれるのでしょうか?
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