ニョイスミレ(如意菫)
 ニョイスミレ(如意菫)は、スミレ科スミレ属の多年草です。国内のほぼ全てに分布し、海外ではサハリン、朝鮮半島や中国等の東アジアに分布します。スミレの仲間の内では花期が遅い事と花が小さい事が特徴です。名の由来は、花柄が長く伸びて先端に花を付けた姿を、棒状で先端が指を曲げたように丸くなっている仏具の如意に見立てたものです。別名のツボスミレ(坪菫/壷菫)の坪は庭先や道端を表し、壷は花の唇弁が壷型である事によります。

スミレ科(Violaceae Batsch, 1802)は、21属約800種があり、スミレ亜科には19属があります。スミレ属(Viola L. (1753))は約400種があり、日本には60種ほどがあります。

 緑色の花茎を斜上させます。托葉は披針形で全縁。葉は互生し、偏心型あるいは三角状心形で先が尖ります。裏面は紫色を帯びています。花弁は、上弁と側弁、唇弁からなり、径1cm程で、側弁は突起毛があり、唇弁は紫色の筋模様が入ります。花柱は、先が横に張り出します。距は2mm~3mmで、白色あるいは緑色がかった白色です。虫媒花。種子は蒴果で自動散布され、蟻などによる動物散布がされます。

 近似種に、ヒカゲスミレ(日陰菫)Viola yezoensis Maxim.があります。

Japanese common name : Nyoi-sumire
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Viola verecunda A. Gray


ニョイスミレ(如意菫)
別名:ツボスミレ(坪菫/壷菫)
スミレ科スミレ属
学名:Viola verecunda A. Gray
花期:4月~5月 多年草 草丈:5~20cm 花径:1cm

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【学名解説】
Viola : 紫色の/スミレ属
verecunda : verecundus(適度の・内気な)
A. Gray : Asa Gray (1810-1888)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から6.5km 左岸河川敷 2006.04.04
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 7 April 2006
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by pianix | 2006-04-07 00:00 | | Trackback | Comments(0)
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