シャリンバイ(車輪梅)
 シャリンバイ(車輪梅)は、バラ科シャリンバイ属の常緑低木です。中国、日本、朝鮮半島、台湾等に分布し、国内では本州宮城県以西から沖縄に至る海岸沿いに自生するする在来種です。名の由来は、枝が車軸状に出て、花が梅に似ている事から。英名は Yeddo hawthorn。

 バラ科(Rosaceae Juss. (1789))は、南極を除く、ほぼ全ての大陸に約107属3100種が分布します。シャリンバイ属(Rhaphiolepis Lindley, 1820)は、アジアに9種類が分布します。

 最近では、シャリンバイ(車輪梅)、マルバシャリンバイ(丸葉車輪梅)、タチシャリンバイ(立車輪梅)は、同種の変異内としてまとめます。一般的には、葉の形態で判別し、マルバシャリンバイは、楕円形で僅かに鋸歯があり、タチシャリンバイは、細長く縁全体に鋸歯があるとされています。

 葉は、長さ4~8cmの倒卵形で互生し、輪生状に付きます。肉厚で光沢があり、長さ5~10cm、幅2~5cmで、浅い単鋸歯があるか全縁です。葉柄の長さは、5~10mm。枝先に円錐花序を出します。白色の花弁が5枚あり花径は10~15mm。雄しべは20本で赤紫色。果実は球形の液果で、上向きに付き、熟すと黒紫色になります。白い粉を被るので葡萄の実のようにも見えます。種子が2個入っています。公園や、街路樹として植栽されている他、生け垣、道路の分離帯等にも多く見られます。

参考:シャリンバイ(車輪梅)/実

Japanese common name : Syarin-bai
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Rhaphiolepis indica (L.) Lindl. var. umbellata (Thunb.) H.Ohashi


シャリンバイ(車輪梅)
別名:マルバシャリンバイ(丸葉車輪梅)/タチシャリンバイ(立車輪梅)
バラ科シャリンバイ属
学名:Rhaphiolepis indica (L.) Lindl. var. umbellata (Thunb.) H.Ohashi
花期:5月~6月 常緑低木 花径:10~15mm 樹高:1~4m 果期:10~11月 実径:1cm

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【【学名解説】
Rhaphiolepis : rhaphis(針)+lepis(鱗片)/シャリンバイ属
indica : インドの
L. : Carl von Linne (1707-1778)
Lindl. : John Lindley (1799-1865)
var. : varietas(変種)
umbellata : umbellatus(散形花序の)
Thunb. : Carl Peter Thunberg (1743-1828)
H.Ohashi : 大橋広好 Hiroyoshi Ohashi (1936- )
---
Rhaphiolepis indica (L.) Lindl. var. umbellata (Thunb.) H.Ohashi f. umbellata (Thunb.) Hatus.
f. : forma(品種)
Hatus. : 初島住彦 Sumihiko Hatusima (1906-2008)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から11.25km 左岸土手(植栽) 2006.05.24
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: August 12, 2008
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by pianix | 2006-07-04 00:00 | | Trackback | Comments(0)
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