シロバナマンテマ(白花マンテマ)
 シロバナマンテマ(白花マンテマ)は、ナデシコ科マンテマ属の越年草です。ヨーロッパが原産で、日本には江戸時代の弘化年間(1844~1848)に園芸用途で渡来したとされています。逸出して北海道から九州に広がった帰化種です。名の由来は、白い花を付けるマンテマから。移入された時のマンテマンの名が省略されたもの、あるいは学名のmaritimaやAgrostemmaが変化したものとの説があり、詳細は不明です。

 ナデシコ科(Caryophyllaceae Juss.,1789)は、熱帯から寒帯まで約75属1200種が分布、マンテマ属(Silene L. (1753))は北半球に約200~700種があります。

 茎は分枝して毛があり、草丈は30~50cm。葉は対生します。柄は無く全縁、両面に短毛があります。下につく葉はヘラ形で鈍頭、上の葉は広被針形で鋭頭です。花期は5月から7月頃。茎先を2から3に分岐させ、花序の片側に偏って5弁花をつけます。花色は白色から淡紅色まであります。花柄は無く、花径は10~15mmの離弁花です。中央に2裂した鱗片が5つあります。雌雄同株で、花柱は3本。萼筒は円筒形で赤い10脈があります。茎や萼筒には長毛と腺毛があり、粘着します。果実は蒴果です。

参考:マンテマ

Japanese common name : shirobana-mantema
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Silene gallica L. var. gallica

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シロバナマンテマ(白花マンテマ)
ナデシコ科マンテマ属
学名:Silene gallica L. var. gallica
花期:5月~7月 越年草 草丈:30~50cm 花径:10~15mm

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【学名解説】
Silene : sialon(唾液)|ギリシャ神話のシレネス(Silenes)に因む/マンテマ属
gallica : gallicus(フランスの古名ゴール地方の)
L. : Carl von Linne (1707-1778)
var. : varietas(変種)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から0km 大浜海岸 2006.06.16
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 7 July 2006
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by pianix | 2006-07-07 00:00 | 海辺の植物 | Trackback | Comments(0)
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