タケニグサ(竹似草)
 タケニグサ(竹似草)は、ケシ科タケニグサ属の多年草です。中国、台湾、日本に分布します。日本では本州、四国、九州に分布します。名の由来は、竹のように中空の茎を持つ事から。別名のチャンパギク(占城菊)は、インドシナのチャンパ(占城)から渡来と伝えられた事によります。英名は、Plume poppy。

 ケシ科(Papaveraceae Adans. 1763)は、北半球に43種820種が分布します。日本には7種20種、日本固有種は1属4種3変種があるとされています。タケニグサ属(Macleaya R.Br. (1826))は、2種が分布します。

 ぐんぐんと大きくなるタケニグサ。まずは葉が大きいので目立ちます。葉裏は細かい毛のため白っぽく見えます。茎は白い粉を吹いたよう。触ると取れて緑の茎が現れます。内部は中空で、切ると茶色の液が出ます。この液は皮膚炎を起こす事があります。花は白色筒状の萼が集まり、下部から咲いて茶色と白が入り交じる状態になります。

 ※アルカロイド(サンギナリン・ヘレリスリン)を含む毒草です。内服すると中毒を起こします。全草を博落廻(ハクラクカイ)と称し、民間療法で皮膚病薬や害虫駆除として用いますが危険です。

Japanese common name : Take-ni-gusa
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Macleaya cordata (Willd.) R.Br.

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左:葉表                       右:葉裏


タケニグサ(竹似草)
別名:チャンパギク(占城菊)
ケシ科タケニグサ属
学名:Macleaya cordata (Willd.) R.Br.
花期:6月~8月 多年草 草丈:100~200cm 花(長さ):15mm

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【学名解説】
Macleaya : Alexander Macleay (1767-1848)に因む/タケニグサ属
cordata : cordatus(心臓形の)
Willd. : Carl Ludwig von Willdenow (1765-1812)
R.Br. : Robert Brown (1773-1858)

ケシ科 : Papaveraceae Juss. (1789))
タケニグサ属 : Macleaya R. Brown, 1826

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から9.75km 右岸河川敷 2005.07.12
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

First modified: 16 July 2005
Last modified: 26 December 2013
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by pianix | 2005-07-16 00:00 | | Trackback(1) | Comments(0)
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