コミスジ(小三筋)
 コミスジ(小三筋)は、タテハチョウ科タテハチョウ亜科ミスジチョウ属の蝶です。ヨーロッパ・中央アジアからヒマラヤ・東アジア等の旧北区に分布します。日本では、北海道・本州・四国・九州に分布する普通種です。名の由来は、三本の白線紋がある小型の蝶である事から。英名は、Common Sailer、あるいはCommon Glider。コミスジはタテハチョウの仲間です。

 タテハチョウ科(Nymphalidae Rafinesque, 1815)は南極を除く世界の大陸に6,000種ほどが分布すると言われています。タテハチョウ科の特徴は、翅の表と裏の模様が異なっているものが多く、前脚が退化して短くなっている事です。

 成虫の前翅長は22~30mm。メスはオスよりやや大きめです。地色は茶褐色で、白色横帯と白紋があり、裏面は濃茶褐色です。前翅付け根から出る白色帯は、中室端で2つに分離します。この部分の白点が細かくなっているのがホシミスジ(星三筋)で、滑らかな白線状になるのがミスジチョウ(三筋蝶)、白線上縁がギザギザ状で前翅の先端に白紋があるのがオオミスジ(大三筋)です。

 触覚の先端は3稜があります。飛行の特徴は滑空する事。花の蜜を吸汁します。幼虫は灰褐色で体長は約24mm、前後に小突起があります。マメ科の植物を食べます。終齢(5齢)幼虫は落ち葉の中で越冬します。蛹は尾部のカギ状器官で逆さにぶら下がります。

Japanese common name : Ko-misuji
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Neptis sappho intermedia (W.B. Pryer, 1877)
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2006.08.02
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2009.07.13 
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2009.07.13


コミスジ(小三筋)
チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科タテハチョウ亜科ミスジチョウ属
学名:Neptis sappho intermedia (W.B. Pryer, 1877)

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体長:(前翅長)22~30mm/(開張)45~54mm
出現期:4月~10月(年2~4回)
分布:北海道・本州・四国・九州
食草:(幼虫)マメ科・ニレ科

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から14.25km 左岸土手 2006.08.02
賤機山(Alt.140m) 2009.07.13
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

5 September 2006
Last modified: July 13, 2009
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by pianix | 2006-09-05 00:00 | | Trackback | Comments(0)
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