センニンソウ(仙人草)
 待ちに待ったセンニンソウが開花しました。思わず拍手をしてしまいたくなるような嬉しさです。

 じつは昨年、我が家に近い河川敷の一角にセンニンソウの実を見つけました。花を見ていませんでしたから観察を続けました。花期があるのですから、焦っても仕方ないと思いつつ、いつ咲くのかと待ち続けました。他の遠い場所で咲いているのを見つけ、この場所のセンニンソウに、「おまえ、やる気あるのか」と愚痴をこぼしていました。やる気あったのですね。これから花数が多くなりますから余計に楽しみです。そして実に至るまで、じっくりと観察できます。

 年に数回、土手や河川敷の草刈りが行われます。実を付けそうなところで草刈りされてしまうので、いつまで咲くのかを見届ける事は大変難しい状況です。草刈りが早いか、私の撮影が早いかと競争している有様です。草刈りされていない場所は私の天国のようなものですが、他の人にとっては鬱陶しい状況なのでしょうから仕方ありません。このセンニンソウが咲いている場所は、草刈りが行われない河川敷の一角にあります。残念ながら、ゲンノショウコが咲く場所は草刈りされてしまい消息不明状態です。

 センニンソウとボタンヅル(牡丹蔓)は花が大変似ています。葉の形で区別する事ができます。センニンソウは奇数羽状複葉、ボタンヅルは3出複葉です。花弁にみえるのは顎片です。有毒(ポロトアネモニン)植物で、皮膚炎を起こす事があります。。

参考:センニンソウ(仙人草)/実

Japanese common name : Sen'nin-sou
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Clematis terniflora DC.


センニンソウ(仙人草)
キンポウゲ科センニンソウ属
学名:Clematis terniflora DC.
花期:8月~9月 多年草 草丈:蔓性 花径:2~3cm

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【学名解説】
Clematis : clema(若枝)の縮小形(巻き上げ・蔓)/センニンソウ属
terniflora : ternifolius(三出葉の・三つの葉の)
DC. : Augustin Pyramus de Candolle (1778-1841)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から8.75km 左岸河川敷 2005.08.11
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 12 August 2005
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by pianix | 2005-08-12 00:00 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by クロアジサシ at 2005-08-16 05:52 x
おはようございます。
センニンソウ早いですね。クロの庭ではまだ蕾です。
このセンニンソウは毒があるのに、民間療法で、扁桃腺かなんかの治療が有名みたいで、この葉を求める人が結構たくさんいます。
切実に求めていた人に聞いたら、家族で話し合って悩んだ末に、センニンソウは使わずに、手術に踏み切ったそうです。
それを聞いたので、ちょっと葉を配るのはやめようと思っていますが。
葉をもんで少し皮膚につけておくと、大きな水ぶくれができて、その後は何年かはのどの痛みなんかがなくなるそうです。実際に試した人もいるんですけどね。今のところ副作用や害は聞いていなんですが、何かマイナスの情報ご存知ありませんか?
Commented by 齊藤 at 2005-08-17 22:09 x
クロアジサシさんはセンニンソウのエキスパートのようですね。

 民間療法の刺激療法として長く行われている事なので、特に危険という事はないようですね。皮膚の弱い人には気の毒ですが。そして連続して使用しないようにするのも大切だと思います。ただし、間違えても飲用しないように念を押しておく事も必要かと思われます。

 危険なのは食べられる植物に似た毒草でしょうね。セリのつもりでドクゼリを採る事も考えられます。キノコ類もそうですね。センニンソウを食べようと思う人は、まずいないでしょう。しかし、何も知らない人が葉をもんだりするとまずいかもしれません。その手で目をこすったりしたら危険ですから。

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