ガガイモ(蘿摩)
 カメラの調子が購入当初からおかしいのです。でも、修理に出すと、まず1ヶ月間は戻ってこないので困っています。その上、ガガイモの綺麗な写真を掲載している方が多いので、ちょっと気が引けてしまいます。まあ、カメラと花はド素人なので、臆面もなく出してしまいます。

 白い色のガガイモに良く出会います。白花品種です。普通は紫色を帯びています。花冠は5裂して反り返り、毛が密生しています。イケマ(Cynanchum caudatum (Miq.) Maxim.)に似ていますが、イケマには毛がありませんし、花弁の形状も異なります。中央に出ているのは雌しべで、雄しべは下の方に隠れています。地下茎は有毒です。

 蔓は右巻き。果実は袋果です。長さ約10cm、幅約2cmの紡錘形で表面に突起があります。裂開して扁平の種子を出します。種子には種髪があり、風によって散布されます。染色体数は、2n=22,24。最近、ガガイモ科からキョウチクトウ科へ転科されました。蘿摩は中国名。

 ちなみに、japonicaは、ジャポニカ学習帳を思い出す人が多いようですが、ヤポーニカと発音します。ラテン語の場合、JはYに、CはKに置き換えて読むと分かりやすいと思います。と言う私は語学大嫌い人間です。

Japanese common name : Gagaimo
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Metaplexis japonica (Thunb.) Makino

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蔓は右巻き。葉腋から集散花序を出す。蟻などが介在する。

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花冠と萼は5深裂する。葉は対生し、長卵状心形。
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シロバナガガイモ(白花蘿摩)
Metaplexis japonica (Thunb.) Makino f. albiflora Honda


ガガイモ(蘿摩)
別名:カガミ/カガミクサ/ジガイモ
キョウチクトウ科ガガイモ属
学名:Metaplexis japonica (Thunb.) Makino
花期:7月~9月 多年草 草丈:(蔓性) 花径:約1cm

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【学名解説】
Metaplexis : meta(共に)+pleco(編む)/ガガイモ属
japonica : 日本の[japonicus(男性形)/japonica(女性形)/japonicum(中性形)]
Thunb. : Carl Peter Thunberg (1743-1828)
Makino : 牧野富太郎 Tomitaro Makino (1862-1957)
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f. : forma(品種)
albiflora : albiflorus(白花の)
Honda : 本田政次 Masaji Honda (1897-1984)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から13.25km 左岸土手 2005.08.08, 2006.08.15
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

22 August 2005
Last modified: 29 October 2016
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by pianix | 2005-08-22 00:00 | | Trackback | Comments(0)
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