ヒメガマ(姫蒲)-2/種子の室内散布
 9月7日。ちょうど後一ヶ月で、私の歳が一つ繰り上がるなと考えていました。年齢に応じた生き方ができているのだろうかと自省してしまいました。そんな事を考えながら部屋に入ると、異変に気が付きました。片隅に置いてあったヒメガマ(姫蒲)が爆発したような形状になっていたのです。びっくりして、自分の年齢なんてどこかへ吹っ飛んでしまいました。また、ちょうどこの日、朝日新聞朝刊「花おりおり」にヒメガマが掲載されていましたからタイミングが良いというか、ヒメガマのアピール度が増したのは言うまでもありません。

 花が終わった頃、採取してきたものです。雄花穂は脱落して軸だけが残り、下部の雌花穂は赤褐色の鮮やかさが失われて見栄えが悪くなっていました。昨日まで何事もなかったのに、一部が爆発したように爆ぜ、長い綿毛を持つヒメガマの種子が飛び出してきたのです。この綿毛が風に吹かれて飛んでいくのでしょうが、はてさて、部屋の中で種を出して、ヒメガマも困惑しているかもしれません。小さな子供達は種を蒔くと言い出しましたが、果たして成長するものなのかどうか、理科の実験材料となりそうです。

参考:ヒメガマ(姫蒲)-1 ヒメガマ(姫蒲)-3/種子の自然散布

Japanese common name : Hime-gama
e0038990_2223316.jpg
Typha domingensis Pers.


ヒメガマ(姫蒲)
英名:narrow-leaved cattail
ガマ科ガマ属
学名:Typha domingensis Pers.
花期:6月~8月 多年草 草丈:150~200cm

e0038990_2163229.gif

【学名解説】
Typha : tiphos(沼)/ガマ属
domingensis : 中米サンドミンゴの(domingo+ensis)
Pers. : Christiaan Hendrik Persoon (1761-1836)

撮影地:撮影地:静岡県静岡市
自宅 2005.09.07
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 9 September 2005
e0038990_1703595.gif

[PR]
by pianix | 2005-09-08 00:00 | | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://pianix.exblog.jp/tb/840826
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by SAM at 2005-09-09 04:55 x
ガマの穂は時々見かけますが、こんなに爆発したものは見たことがありません。どの穂ももう少し遅い時期に見るとこんなふうになっているのでしょうか?
Commented by pianix at 2005-09-09 11:19
SAMさん、こんにちは。
ガマは少なくなって探し回らなければ見つからなくなりました。
昔はいたる所にあったそうです。
昨日(2005/09/08)、生えている場所へ確認しに行きました。
爆発状態のものは全くありませんでした。
生育場所でも、同じ現象が起きるのだと思います。
無風状態の部屋の中とは違って、風に乗って散っていくので、
爆発したような状態をいつも観られるわけではないかもしれません。
観察を続けたいと思います。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< ツチイナゴ(土稲子/土蝗) ヒナギキョウ(雛桔梗) >>