ウラナミシジミ(裏波小灰蝶)
 シジミチョウの仲間は小さくて恐くなくて良いのですが、撮影するには少し大変ですね。目の前に現れた虫のみを撮影している私は、毎回のごとく、昆虫撮影をされている方の熱意に脱帽しています。花は風で揺れても逃げていきませんが、昆虫のすばしっこさには閉口します。

 一年前の写真を眺めてみました。去年の今頃は何をやっていたのか記憶が鮮やかに甦ってきました。今と同じ事をやっていたのです。同じ花や蝶を撮影していました。違うのは、少しだけ花や昆虫の名前を覚えた事でしょうか。そうしていつまでも同じように生活したいと願っていますが、訃報を聞き、弔電を打つ夜になってしまいました。家内は息子が日本にいるのかデンマークへ出かけたのか分からなくなり、あわてていました。親馬鹿で、いつまでも子供扱いです。

 昨年出会った花や昆虫と、今日も同じように巡り会えたというのは、当たり前のようで、実は凄く幸せな事ではないか、と思いめぐらしています。このウラナミシジミ(裏波小灰蝶)は、静岡では年中見る事ができます。しかし暖地を除いては越冬することができず、北進を続けて冬の訪れとともに死に絶えてしまうそうです。これを毎年行っている、凄まじい生き様の蝶です。

Japanese common name : Uranami-sijimi
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Lampides boeticus boeticus (Linnaeus, 1767)

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止まっている花はヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)の蕾 2015.10.07


ウラナミシジミ(裏波小灰蝶)
チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ヒメシジミ亜科ウラナミシジミ属
学名:Lampides boeticus boeticus (Linnaeus, 1767)

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体長:(前翅長)13~18mm/(開張)28~34mm
出現期:5月~11月
分布:本州・四国・九州・沖縄
食草:マメ科(クズ、タンキリマメ、ヤブマメ、フジマメ、ハギ)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から7.75km 左岸河川敷 2005.09.01
安倍川/河口から0.5km 左岸河川敷 2015.10.07
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

12 September 2005
Last modified: 7 October 2015
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by pianix | 2005-09-12 00:00 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by mico at 2005-09-13 15:49 x
毎年同じとは限りませんね、齢を重ねるごとに・・・
親は子供のことがいつまでも気になります。
ウラナミシジミ綺麗に撮れてますね。目の前に蝶が居るようです!!
詳しく調べていらっしゃいますね。勉強になります。
Commented by pianix at 2005-09-14 23:39
micoさん、毎日が平穏安泰の日々でありたいですね。
諸行無常とは言いますが、良い方に変化して欲しい物です。
micoさんは、お子さんの事、気になりますか。
私は家業を継がなかったし、音楽なんて女子供のすることだと怒られたので、てっきり勘当ものだと思いましたが、しっかりと受験費用をオヤジが出してくれました。ありがたかったですね。
ウラナミシジミの写真は納得いかない1枚です。
今の時期の静岡は、イチモンジセセリとツマグロヒョウモンばかりのようで、異様に目に付きます。蝶々は恐くないので私は逃げませんが、蛾は後ずさりします。他の昆虫全てはカメラが震えます。
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