カテゴリ:虫( 106 )
ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)
 ご承知のように、蝶は止まる時に翅を閉じ、蛾は開いているということで、大凡の違いが分かります。特に気温が高いと翅裏を見せる事が多くなるようです。このヒメウラナミジャノメは名前の通り、翅の裏面に細かい波模様があります。よく見かける蝶です。

参考:ヒメジャノメ(姫蛇目蝶)

Japanese common name : Hime-uranami-janome
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Ypthima argus (Butler, 1866)
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2006.09.08


ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)
チョウ目ジャノメチョウ科
学名:Ypthima argus (Butler, 1866)

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体長:(前翅長)18~24mm/(開張)38mm
出現期:年3~5回、3月~9月に発生
分布:北海道・本州・四国・九州
食草:チジミザサ、ススキ等、イネ科植物各種/幼虫はイネ科、カヤツリグサ科

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から6.25km 右岸河川敷 2005.07.15, 2006.09.08
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 22 July 2005
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by pianix | 2005-07-22 00:00 | | Trackback | Comments(2)
サキグロムシヒキ(先黒食虫虻)
 ドラキュラ出現! ムシヒキが獲物を抱えて飛んでいると異様な形態に見える事があります。ムシヒキは、捕獲した獲物の体液を吸います。昆虫界のドラキュラと言われるゆえんです。この写真では、胸に何か付いているように見えますが、それは獲物です。胸部は灰褐色、腹部は黄褐色。腹端(=交尾器)が黒いムシヒキアブです。

 写真に撮ろうとしても素早く逃げてしまいます。昆虫写真を撮っている人たちの苦労がよく分かります。

Japanese common name : Sakiguro-musihiki
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Trichomachimus scutellaris (Coquillett, 1898)


サキグロムシヒキ(先黒食虫虻)
ハエ目(双翅目)ムシヒキアブ科ムシヒキアブ亜科(Asilinae)
学名:Trichomachimus scutellaris (Coquillett, 1898)

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体長:20~26mm
出現期:6月~9月
分布:北海道・本州・四国・九州

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から9km 右岸河川敷 2005.07.15
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 20 July 2005
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by pianix | 2005-07-20 00:00 | | Trackback | Comments(0)
ミヤマアカネ(深山茜蜻蛉)-1
 以前にもミヤマアカネを持ち出したのですが、それは成熟した赤色の個体でした。今回は茶色っぽい未成熟体です。羽に帯があるのが特徴ですが、色が違うととまどいます。穏やかな流れがあるところが生息環境です。

 水の中で生活し、羽化して空を飛ぶ。トンボにしてみれば当たり前ですが、よくよく考えると不思議です。また、トンボとにらめっこしても面白くありません。どこを見ているのか判断できないからです。もっとも、複眼が単眼になったら、ちょっと恐いかもしれません。

参考:ミヤマアカネ(深山茜蜻蛉)-2

Japanese common name : Miyama-akane
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Sympetrum pedemontanum elatum (Selys, 1872)


ミヤマアカネ(深山茜蜻蛉)
トンボ目(蜻蛉目)トンボ科アカネ属
学名:Sympetrum pedemontanum elatum (Selys, 1872)

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出現期:6月~11月
体長:32~38mm/(腹長)20~26mm(後翅長)26~31mm
分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から22km 右岸河川敷 2005.07.11
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 15 July 2005
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by pianix | 2005-07-15 00:00 | | Trackback | Comments(0)
ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切/胡麻斑天牛)
 店に入ると、カブトムシなどの販売コーナーがありました。人だかりがしているところをのぞき込んでみました。種類によっては何万円もの値が付いていて驚きました。それでも子供には人気のようです。

 野草観察していて、やたらと多く目にするのは、ゴマダラカミキリ。これなら子供にも手の届く身近な昆虫です。捕まえてきて観察するにはもってこいではないでしょうか。幼少時に生き物を観察するのは、情緒発育のためにも良い事だと思います。しかし、自分で探し歩いたものでないと、虫の価値=値段となりかねません。値段に関係なく、生き物として大切にしてもらいたいものです。

 息子は、幼少期にゴマダラカミキリに熱中していました。そのほかにも色々の生き物を採取してきました。挙げ句の果ては、河川敷から鶏を拾ってきました。得意満面な顔を見て、飼ってはいけないと言えなくなりました。オタマジャクシは足が出て、部屋に置いたバケツから逃げ出してしまいました。魚のヨシノボリは、愛嬌のある顔をしていて、私も好きになりました。

 子供の時に熱中したことは、大人になっても、しっかりと脳裏の片隅に残るものです。私はと言うと、オタマジャクシを潰したりして遊んでいました。ごめんね、オタマジャクシ。

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Anoplophora malasiaca (Thomson, 1865)


ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切/胡麻斑天牛)
甲虫目カミキリムシ科フトカミキリ亜科ゴマダラカミキリ属
学名:Anoplophora malasiaca (Thomson, 1865)

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体長:25~35mm
出現期:6月~9月
分布:日本全国・中国・台湾
食草:カンキツ、ヤナギ類、イチジク、ナシ、カエデ、クリ、シイ類など50種以上
英名:White-spotted longicorn beetle

撮影地:静岡県静岡市
藁科川(安倍川水系) 2.0km左岸土手 2005.06.23
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 13 July 2005
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by pianix | 2005-07-13 00:00 | | Trackback | Comments(0)
セマダラコガネ
 小さくて可愛い感じがするのは、触覚の先が三裂しているからなのか。私には愛嬌者に見えます。とは言え、食草の関係でゴルフ場での発生には頭を悩ませている様子です。芝草の根を食べられてしまうのですね。個体差があり、黒色もあります。

 私は、不自然な植林等を心配しています。単一の樹木だけ植林した森、樹木を切り開いて芝を植えた場所などです。

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Blitopertha orientalis (Waterhouse, 1875)


セマダラコガネ
甲虫目コガネムシ科
学名:Blitopertha orientalis (Waterhouse, 1875)

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体長:8~13mm
出現期:6月~8月
分布:日本全国
食草:幼虫は土中の根、成虫は広葉樹
英名:Oriental beetle

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から10km 右岸河川敷 2005.06.18
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 10 July 2005
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by pianix | 2005-07-10 00:00 | | Trackback | Comments(0)
クモヘリカメムシ(蜘蛛縁亀虫)
 私はカメムシの臭いを嗅いだ事がありません。どんなに臭いのか不明です。このカメムシは、いじめたりしなければ臭いを発生する事はないようです。是非手にとって臭いを嗅いで下さい。私は遠慮します。

 カメムシの仲間ではスリムで美形?です。しかし、農家にとっては天敵。イネを荒らし回るからです。稲の穂に口を差し込み養分を吸い取ってしまい、斑点米を作ってしまう悪者です。ですから、農家からの嫌われ度は多分100%。子供達からはどうでしょうか。小さくて遊び相手にはならないかもしれません。すぐに飛んで逃げてしまいます。

 植物と昆虫とは深い関係にあります。また、土壌に細菌がいなければ植物は発育しません。しかし何らかの関係でバランスが崩れると異常発生し、生物体系が崩れる時があります。人間だって、その生物体系に漏れません。

参考:ナガメ(菜亀虫)ホシハラビロヘリカメムシブチヒゲカメムシ(斑髭椿象)クサギカメムシ(臭木椿象)

Japanese common name : Kumo-heri-kamemusi
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Leptocorisa chinensis (Dallas, 1852)


クモヘリカメムシ(蜘蛛縁亀虫)
カメムシ目(半翅目)ホソヘリカメムシ科
学名:Leptocorisa chinensis (Dallas, 1852)

体長:15~17mm
出現期:5月~10月
分布:本州・四国・九州・沖縄
食草:エノコログサ、メヒジワ等のイネ科植物

撮影地:安倍川/河口から21km 左岸土手 2005.07.07

Last modified: 8 Julyl 2005
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by pianix | 2005-07-08 00:00 | | Trackback | Comments(0)