カテゴリ:風景( 2 )
安倍川河川敷の風景-6.5km左岸
 私が野草観察と称して散歩している河川敷です。安倍川(Abekawa)は、静岡県静岡市葵区と山梨県の境にある大谷嶺・八紘嶺・安倍峠を源流とする一級河川(昭和41年3月指定)です。大谷嶺は、標高1999.7mで、斜面が大きく崩れている事から大谷崩と呼ばれています。広さは180万m2で日本三大崩のひとつです。下流の静岡市駿河区を通り、駿河湾に流れ注ぎます。流域は全て静岡市になります。主な支流には、中河内川(なかごうちがわ)、足久保川(あしくぼがわ)、藁科川(わらしながわ)、丸子川(まりこがわ)があります。幹川流路延長は51kmで、流域面積は567km2です。

 下流から中流域にかけての河川敷では緑地公園として整備され、スポーツ広場としても利用されています。土手沿いに、河口からの距離を示す標識が250m毎に設置されています。上流へ行くと、この標識は少なくなり、上流からの距離を表す標識になっている所もあります。このブログで撮影地として表示しているものは、この標識を目安にしています。また、安倍川は北から南に流れています。

 写真は、安倍川河口から6.5km地点で、上流方面(北)を眺めた様子です。
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▲12月の風景 正面に見える橋は「安倍川大橋」で、静清バイパスが通っています。
撮影地:安倍川河口から6.5km/左岸河川敷 2006.12.18
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▲2月の風景 川の流れは左側にあります。普段の流水量は多くありません
撮影地:安倍川河口から6.5km/左岸河川敷 2007.02.13


撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から6.5km 左岸河川敷 2006.12.18, 2007.02.13
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

23 February 2007
Last modified: 13 November 2010
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by pianix | 2007-02-23 00:00 | 風景 | Trackback | Comments(0)
静岡市風力発電施設
 競歩の練習で安倍川土手を使用していた時期がありました。往復20kmの距離を週1度の割合で楽しんでいました。折り返し点は、安倍川河口です。富士山や海が見えます。浜辺まで出ると、天気さえ良ければ東に伊豆半島、西に御前崎の岬が見えます。この区間をしばらく使用しないでいたら、いつの間にか風力発電設備が作られていました。青い空に低音の風切り音を唸らせながらプロペラが回っていました。風と波の音だけだった浜辺でしたから、この唸り音には驚きました。

 電気の使用量が上がるたびに発電施設は作られてきました。水力発電、火力発電、原子力発電など形態は様々です。風力発電は風を利用するので、発電原材料は無料で公害も出さないと期待されています。しかし、風が吹かなければ発電できず、ある程度の自然任せ的な部分は否めません。最近問題になっているのは、バードストライクです。鳥が衝突して死亡する事故を言います。猛禽類などの渡り鳥がプロペラに衝突してしまう理由は、接近すると風車が見えなくなる事に原因があると言われています。風車の先端部分は200km/hに達する事があるからです。これを避ける為に、羽根を着色する、ライトアップするなどが検討されています。事故例報告の件数は少ないものの、絶滅危惧種がいる地域では問題となります。渡り鳥のルートに位置する設備では頭を悩ます事になります。鳥が接近したら、レーダーを設置するか遠隔装置によって設備を停止する方法も検討されています。発電効率の点で不利になりますが、風力発電が持つ宿命なのかもしれません。

 静岡市に設置された風力発電装置は、ドイツのリパワーシステムズ社製で、MD-70という型番です。風力発電装置は、タワーに設置されます。タワーの高さは、羽根の中央部までが65mで、羽根の最高到達点は100mです。羽根はブレードと呼ばれ、3枚あります。ブレード1枚の長さは35mで、直径は70mです。アップウインド方式で、常に風に正対するように向きを変えます。ブレードの中央部は、ハブと呼ばれ、ブレードの角度を変えるモーターが3台付属しています。これは風速によって最適な回転を得られるようにする仕組みになっています。ブレードの後方に発電機があり、ナセルと呼ばれます。ナセルは回転増幅器であるギアが組み込まれていて、1500kW/hの発電が可能です。ナセルには風向計と風力計が設置されています。タワーの下部には変圧装置があり、プラントパッケージと呼ばれます。予想発電量は、年間で約250万kW/hです。これは、一般家庭の電力量700世帯分に相当します。実際には、発電量の全量が中島浄化センターの電力の一部(年間消費電力の約20%弱)として使われています。

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REpower MD70
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安倍川河口0km地点から。下に見える葉は、キョウチクトウ(夾竹桃)。 2005.09.14
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ナセルにあるマークは静岡市市章 2007.03.12
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静岡市中島浄化センター(下水処理場) 2005.04.21


風力発電施設(愛称:風電君)
機種:REpower社 MD70/ドイツ製

定格:巻線形誘導発電機 出力1500kw
定格風速:13m/s 発電最小風速:3.5m/s 停止風速:25m/s以上
ブレード:プロペラ形3枚 直径:70m 回転数:10.6~19.0回/毎分
タワー:モノポール鋼管タワー 地上高:65m(プロペラ中央部)/100m(最高到達点)
年間推定発電量:256万kWh
設置場所:静岡市駿河区中島1711番地の1(中島浄化センター敷地内)
設置:2004(平成16)年3月 設置者:静岡市 総事業費:約3億5000万円
見学申し込み:静岡市コールセンター 054-200-4894/静岡市環境政策課 054-221-1357

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から100m左岸、及び浜辺 2005.04.21, 2005.09.14, 2007.03.12
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

29 December 2006
Last modified: 12 March 2007
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by pianix | 2006-12-29 00:00 | 風景 | Trackback | Comments(2)