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ツルニンジン(蔓人参)
 ツルニンジン(蔓人参)は、キキョウ科ツルニンジン属の多年草です。東アジアに分布し、日本では北海道、本州、四国、九州に分布します。名の由来は、蔓性であり、根が朝鮮人参に似ている事から。別名のジイソブ(爺蕎)は、バアソブ(婆蕎)に対して付けられ、花冠内側の斑点をお爺さんのソバカスに見立てたものです。ソブはソバカスの方言。

 キキョウ科(Campanulaceae Juss. (1789))は、Campanula(釣鐘)に由来し、温帯から熱帯に約60属2000種があります。ツルニンジン属(Codonopsis N.Wallich, in Roxburgh, 1824)は、東アジアに約55種ほど分布し、日本には2種が自生します。

 山野の林縁に自生します。髭根がある肥大した紡錘形の塊根があります。去痰効果があるとされています。蔓性で、草木に絡みつき200cm程になります。葉は、初め互生し、枝先で3~4枚の輪生となります。卵状楕円形で、長さ3~10cm、幅1.5~4cm、葉裏は白っぽい。根茎、茎、葉には白乳液があります。このことから中国では羊乳と呼ばれています。

 花期は8月~10月。側枝の先に花を下向きに付けます。萼片は大きく5裂し、裂片は20~25mmで平開します。花冠は釣鐘形で、先が浅く5裂して外側に開きます。花冠径は25~35mmで、外側は白緑色、内側には紫褐色の斑紋があります。花冠基部には蜜源である5つの距があります。

 雄しべは5本で、雄性先熟です。雌しべ柱頭は3~5裂します。子房半下位。果実は5角形の蒴果で、萼片につき約30mmで扁平、裂開して種子を散布します。種子は淡褐色で翼がある半月状、大きさは約5mm。染色体数は、2n=16。

 同属の類似種であるバアソブ(婆蕎)Codonopsis ussuriensis (Rupr. et Maxim.) Hemsley は、全体に白い毛があり、花冠外側は紫褐色、種子に翼が無く黒褐色であることが本種との区別点となります。

Japanese common name : Turu-ninjin
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Codonopsis lanceolata (Siebold et Zucc.) Trautv.

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花冠基部には蜜源である5つの距がある。葉は3~4枚が輪生する。

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花冠内側には紫褐色の斑紋がある。雄しべ5本が花冠側に倒れている。

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左:萼の開きはじめ。葉の裏面は粉白色。 右:萼が開き、距が見えるようになる。

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樹木に絡みつくと盛大に伸びる(2014.09.17 花沢山)

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左:果実は5角形の蒴果で萼が残る 右:種子は淡褐色で翼がある半月状


ツルニンジン(蔓人参)
別名:ジイソブ(爺蕎)
キキョウ科ツルニンジン属
学名:Codonopsis lanceolata (Siebold et Zucc.) Trautv.
花期:8月~10月 多年草 草丈:~200cm(蔓性) 花冠径:25~35mm

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【学名解説】
Codonopsis : codon(鐘)+opsis(似)/ツルニンジン属
lanceolata : lanceolatus(皮針形の)
Siebold : Philipp Franz von Siebold (1796-1866)
et : et alii(及び・命名者が2名の時など・&(and)に同じ)
Zucc. : Joseph Gerhard Zuccarini (1797-1848)
Trautv. : Ernst Rudolf von Trautvetter (1809-1889)

撮影地:静岡県静岡市
竜爪山(Alt. 1051m) 2008.09.25
安倍城跡(Alt. 435m) 2008.09.27, 2008.10.03
花沢山(Alt. 449m) 石部コース 2014.09.17 <静岡市・焼津市>
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture]

21 October 2010, 24 September 2014
Last modified: 8 March 2015
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by pianix | 2010-10-21 00:00 | | Trackback | Comments(0)
ツリガネニンジン(釣鐘人参)
 ツリガネニンジン(釣鐘人参)は、キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草です。日本、朝鮮半島、中国、カラフトが原産で、日本では沖縄を除く北海道から九州にかけて分布する在来種です。名の由来は、花冠が釣り鐘型で、根がチョウセンニンジン(朝鮮人参)に似る事から。英名は、Ladybells。

  キキョウ科(Campanulaceae Juss. (1789))は、Campanula(釣鐘)に由来し、温帯から熱帯に約60属2000種があります。ツリガネニンジン属(Adenophora F.E.L. Fischer, 1823 )は、ユーラシア大陸に50種ほどあり、日本には約10種が自生します。

 山野に自生し、低地から1700mあたりまで垂直分布します。根は薄黄色で、60~80cmに伸びます。若芽はトトキと称して食用になり、山菜として親しまれています。朝鮮語でツリガネニンジンをトドック(希幾)と言い、トトキとは、それが転訛したものと言われています。乾燥根は、漢方生薬名シャジン(沙参)として、鎮咳・去痰薬として用いられます(日本薬局方外生薬規格)。

 茎は円柱(断面円形)で細毛が密生し、ほとんど分枝せずに直立して、高さ40~100cmになります。全体に腺細胞があり、切ると乳液を出します。これはツリガネニンジン属の学名であるAdenophora(腺がある)に表されている特徴です。

 根生葉1)は長い柄があり円心形です。花期に枯れますが、刈り取り後に再生する事があります。茎生葉2)は柄が極短く、3~6枚が輪生します。互生・対生する場合もあります。長楕円形・卵形・線状披針形等と変異が多く、長さ4~8cm、幅5~40mm。鋸歯があり先端は鋭頭です。

 茎頂に円錐花序を出し、数段に花を数個ずつ、やや下垂させて輪生します。花冠は釣鐘型の合弁花で、先端が5裂し淡緑色を帯びます。花色は、淡紫色や白色があります。花冠長は12~20mmで、花径は10mm程。雄しべ5本、雌しべ1本があり、雄しべは花冠から突き出ます。

 両生花で他家受粉をします。自家花粉を避ける雄性先熟です。初め雌しべは綿棒のような棍棒状で(雄花期)、雄しべが枯れると先端を浅く3裂させて受粉可能(雌花期)となります。枯れた雄しべは花冠に貼り付きます。萼は5裂します。萼裂片は長さ3~5mmの線形で細く、突起状鋸歯が1~4個あり、反り返ります。染色体数は、2n=34。

 1)根生葉(こんせいよう)radical leaf:地上茎の基部から出る葉。
 2)茎生葉(けいせいよう)cauline leaf:茎葉。地上茎につく葉。

Japanese common name : Turigane-ninjin
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Adenophora triphylla (Thunb.) A. DC. var. japonica (Regel) H.Hara

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▲ 左:花冠先端は5裂する 右:花冠が短い型

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▲ 左:花柱先端が棍棒状の雄花期 右:花柱先端が3裂した雌花期
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萼片は5裂して平開し、花冠裂片先端は軽く反り返り一部が薄緑色。

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▲ 左:輪生する茎生葉 右:茎生葉5枚


ツリガネニンジン(釣鐘人参)
キキョウ科ツリガネニンジン属
学名:Adenophora triphylla (Thunb.) A.DC. var. japonica (Regel) H.Hara
synonym : Adenophora triphylla (Thunb.) A.DC. subsp. aperticampanulata Kitam.
花期:8月~10月 多年草 草丈:40~100cm 花冠長:13~20mm 花径:1cm

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【学名解説】
Adenophora : adenos(腺)+phoreo(有する)/ツリガネニンジン属
triphylla : triphyllus(三葉の)
Thunb. : Carl Peter Thunberg (1743-1828)
A.DC. : Alphonse Louis Pierre Pyramus de Candolle (1806-1893)
var. : varietas(変種)
japonica : 日本の[japonicus(男性)|japonica(女性)|japonicum(中性)]
Regel : Eduard August von Regel (1815-1892)
H.Hara : 原 寛 Hiroshi Hara (1911-1986)
---
synonym : (シノニム) 同物異名
subsp. : subspecies(亜種)
aperticampanulata : apertus(開裂の)+campanulatus(鐘形)
Kitam. : 北村四郎 Siro Kitamura (1906-2002)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から8.5km 左岸河川敷 2006.08.29
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

6 October 2006
Last modified: 7 June 2014
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by pianix | 2006-10-06 00:00 | | Trackback | Comments(2)
ミゾカクシ(溝隠)
 ミゾカクシ(溝隠)は、キキョウ科ミゾカクシ属の多年草です。日本・朝鮮半島・中国・東南アジアに分布します。国内では、全土の溝や畦に生育する在来種です。名の由来は、溝を隠すように茂る様子から。別名のアゼムシロ(畦筵)は、畦に群生して広がる様子を筵に例えたもの。英名は、Chinese lobelia。

 キキョウ科(Campanulaceae Juss. (1789))は、温帯から熱帯に約60属2000種があり、ミゾカクシ属(Lobelia L. (1753))は熱帯から温帯に約300種が分布し、日本には3種が自生します。

 低地から標高1500mあたりまでの広い垂直分布を持ちます。茎は稜があり、地を這い、節から芽を出しながら繁殖します。草丈は10~17cm。葉は、互生します。長さ1~2cm、幅2~4mmの披針形で、鋸歯があります。

 花期は6月から10月頃。葉腋から花柄を長く伸ばして、先端に左右相称で薄紅紫色から白色の花を単生します。花冠の長さは7~10mm、裂片は5裂し、横向きに2枚、下向きに3枚がある唇形です。萼片は2mm程で5個あります。両生花です。染色体数は、2n=42。

 雄しべの花糸は独立しますが、花柱を囲んで葯で合着する集葯雄しべ(syngeneious stamen)で、これはキキョウ科の特徴の一つです。雄しべが先に成熟する雄性先熟で、成熟時期をずらす事により自家受粉を避けています。子房下位。果実は蒴果で長さ5~7mm。微細な種子によって繁殖します。

 有毒です。呼吸興奮薬として用いられるロベリン(Lobeline, C22H27NO2)が含まれ、食品として用いてはなりません。誤食(経口摂取)により、発汗、頻脈、痙攣、低体温症、昏睡等の症状が現れ、重篤の場合は血圧低下から死にいたる場合があります。

Japanese common name : Mizo-kakusi
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Lobelia chinensis Lour.

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左:全体の様子 右:花冠後部から


ミゾカクシ(溝隠)
別名:アゼムシロ(畦筵)
キキョウ科ミゾカクシ属
学名:Lobelia chinensis Lour.
花期:6月~10月 多年草 草丈:10~17cm 花冠長:7~10mm

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【学名解説】
Lobelia : Mathias de Lobel (1538-1616)氏に因む/ミゾカクシ属
chinensis : 中国の
Lour. : Joao de Loureiro (1717-1791)

撮影地:静岡県静岡市
葵区片羽町/畑地 2006.08.04
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 7 August 2006
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by pianix | 2006-08-07 00:00 | | Trackback | Comments(2)
キキョウ(桔梗)
 キキョウ(桔梗)は、キキョウ科キキョウ属の多年草です。日本、朝鮮半島、中国東北部が原産です。国内では、北海道から九州にかけて自生分布する在来種です。しかし、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類(絶滅の危険が増大している種)に指定されています。100年後の(自生種)絶滅確率は、ほぼ100%。

 名の由来は、漢名である桔梗を音読したキチコウの転訛であると考えられています。漢名は、梗、結梗、桔梗と変遷したとも言われています。根が結実で硬直との意味と考えられています。和名については、森立之(1807~1885)の説があり、平安時代は万葉仮名で岡止止岐(ヲカトトキ)・加良久波(カラクハ)・阿佐加保(アサカホ)等と記され、後に乎加止止岐(ヲカトトキ)・阿利乃比布岐(アリノヒフキ)が現れ、岐知加宇(キチカウ)、岐京(キキャウ)とされた頃に漢名の音読が始まったとされています。秋の七草の1つです。英名は、Balloon Flower。朝鮮名は、トラジ(도라지)。

 キキョウ科(Campanulaceae Juss. (1789))は、温帯から熱帯に約60属2000種があります。キキョウ属(Platycodon Alph. de Candolle, 1830)は、1属1種のみがあり、東アジアに分布します。

 根には太い根茎があります。黄白色で長い紡錘形をしています。これを乾燥させたものが生薬の桔梗根で、消炎排膿薬、鎮咳去痰薬として使用されます。現在は中国や韓国からの輸入品がほとんどです。茎の断面は円形です。立ち上がり草丈50~100cmになります。茎は枝分かれする事があり、折ると白乳液がでます。葉は互生します。長さ4~7cmの狭卵形で先が尖り、葉裏は粉白色を帯びます。

 花期は7月から9月頃。茎先に花冠径3~5cmの花を付けます。花冠は風船状に膨らんだ後に開花します。合弁花で、先端が5裂した広鐘形です。稀に4裂するものがあります。花色は青紫色です。稀に淡紫色や白色があります。白色種は根を食用に用いるために韓国で多く栽培されています。

 両生花で他家受粉をします。開花時は雌しべ柱頭に雄しべ5本が囲んでいます。雄しべが先に熟して枯れた後に雌しべが成熟し自家受粉を防ぐ、雄しべ先熟(雄性先熟)です。初めに雄花期があり、雄しべの葯から出た花粉は雌しべ柱頭の回りに付きます。それを昆虫などが運び出します。枯れた雄しべは倒れて花冠の底に貼り付きます。その後が雌花期で、雌しべの柱頭が5つに裂けて他の花の花粉を受け入れます。この部分に注目すれば、開花後の経過が把握できます。子房は、花被の付け根よりも下にある下位子房(inferior ovary)です。果実は蒴果で、先端が5裂します。染色体数は、2n=18,36。

Japanese common name : Kikyou
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Platycodon grandiflorus (Jacq.) A.DC.

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左:開花前の風船状態 右:雄しべが枯れて雌しべ柱頭が5裂した雌花期
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シロギキョウ(白桔梗)
Platycodon grandiflorus (Jacq.) A.DC. f. albiflorus (Honda) H.Hara


キキョウ(桔梗)
キキョウ科キキョウ属
学名:Platycodon grandiflorus (Jacq.) A.DC.
花期:7月~9月 多年草 草丈:50~100cm 花冠径:3~5cm

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【学名解説】
Platycodon : platys(広い)+ codon(鐘)/キキョウ属
grandiflorus : grandiflorum(大きい花の)
Jacq. : Nicolaus Joseph Baron von Jacquin (1727-1817)
A.DC. : Alphonse Louis Pierre Pyramus de Candolle (1806-1893)
---
f. : forma(品種)
albiflorus : 白花
Honda : 本田政次 Masaji Honda (1887-1984)
H.Hara : 原寛 Hiroshi Hara (1911-1986)

撮影地:静岡県静岡市
自宅(植栽) 2006.06.29
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

1 July 2006
Last modified: 29 August 2016
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by pianix | 2006-07-01 00:00 | | Trackback | Comments(0)
ヒナギキョウ(雛桔梗)
 花期が8月までとなっていますが、私の住んでいるところでは、まだまだ咲いています。小さくて飾り気が無く、可愛らしい感じがするので、私の好きな野草の一つです。恐そうなもの、気持ち悪いものは大の苦手ですが、この花はそう言うところがないので安心できるのです。

 細い茎なので、少しの風でも揺れて、撮影は少し大変です。寝そべらないと写せないのですが、起きあがると踏みつぶしていたりする事があります。小さな花にとっては、私などは「恐そうなもの、気持ち悪いもの」の筆頭でしょうね。

 染色体数は、2n=36,54,72。

Japanese common name : hina-gikyou
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Wahlenbergia marginata (Thunb.) A.DC.


ヒナギキョウ(雛桔梗)
キキョウ科ヒナギキョウ属
学名:Wahlenbergia marginata (Thunb.) A.DC.
花期:5月~8月 多年草 草丈:20~40cm 花径:5~12mm

【学名解説】
Wahlenbergia : Georg Wahlenberg (1780~1851)の名に因む/ヒナギキョウ属
marginata : 縁どられた
Thunb. : Carl Peter Thunberg (1743-1828)
A.DC. : Alphonse Louis Pierre Pyramus de Candolle (1806-1893)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から7.75km 左岸河川敷 2005.06.14
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 7 September 2005
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by pianix | 2005-09-07 00:00 | | Trackback | Comments(0)
ムラサキホタルブクロ(紫火垂袋)
 最近はホタルが激減しました。環境の変化によるものだと思います。変化を与えたのは人間です。森を壊し、山を壊し、浜辺を衰えさせました。そこに共生していた動物や昆虫が姿を消しました。

 人間に都合がよいと考えていた環境は、今や人間にとって危険な状況を生み出しています。「自然とふれあって得る知識」を持たずに行った、目先の利益や開発が仇となっています。植物や昆虫に限らず、絶滅危惧種は増え続けています。滅びるものは滅びてしかるべきと言っている内に、共生環境に組み込まれている人間も、またそうなるでしょう。

 一部の人たちが森を再生しようと懸命になっています。環境を破壊し続けた人間は、また再生の知恵も持ち合わせています。その為にも、自然を観察し、今私たちはどのような状況下にあるのかを、認識する必要があるのだと痛感しています。

Japanese common name : Murasaki-hootaru-bukuro
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Campanula punctata Lam. var. punctata f. rubriflora (Makino) T.Shimizu


ムラサキホタルブクロ(紫火垂袋)
キキョウ科ホタルブクロ属
学名:Campanula punctata Lam. var. punctata f. rubriflora (Makino) T.Shimizu
花期:6月~7月 多年草 草丈:40~80cm 花:6~7cm

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【学名解説】
Campanula : campana(鐘)の縮小形/ホタルブクロ属
punctata : punctatus(斑点のある)
Lam. : Jean-Baptiste Lamarck (1744-1829)
var. : varietas(変種)
rubriflora : rubriflorus(赤い花の)
Makino : 牧野富太郎 Tomitaro Makino (1862-1957)
T.Shimizu : 清水建美 Tatemi Shimizu (1932-2014)  

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から10km 左岸河川敷(植栽) 2005.06.03
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 18 June 2005
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by pianix | 2005-06-18 00:00 | | Trackback | Comments(0)
キキョウソウ(桔梗草)
 海へ行ってきました。バイク2台が同時に故障して、徒歩や自転車で野草観察に回っていましたが、先日バイクを購入したので出かけてみたのです。あいにくの曇り空でした。もっと明かりをと懇願したくなるような日でしたが、帰る頃には日が差してくるという皮肉なおまけ付きでした。

 ハマヒルガオ(浜昼顔)は少し元気がありませんでした。浜辺を黄色に染めているのはタイトゴメ(大唐米)。至る所にツルナ(蔓菜)とテリハノイバラ(照葉野薔薇)が咲いていました。その中に異色ですがキキョウソウ(桔梗草)がぽつんと咲いていました。北アメリカ原産で、葉は茎を抱き、花が咲く前に閉鎖花を持ちます。

 海岸堤防沿いに「太平洋岸自転車道(Pacific Coast Bicycle Route)=県道静岡清水自転車道線」が整備されています。海を見ながら駿河区中島から清水区三保までの15.6kmを散歩することができます。

Japanese common name : Kikyou-sou
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Triodanis perfoliata (L.) Nieuwl.


キキョウソウ(桔梗草)
別名:ダンダンギキョウ(段々桔梗)
キキョウ科キキョウソウ属
学名:Triodanis perfoliata (L.) Nieuwl.
synonym : Specularia perfoliata (L.) A.DC.
花期:5月~7月 1年草 草丈:30~80cm 花径:12~15mm

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【学名解説】
Triodanis : treis(3)+odont(歯)/キキョウソウ属
perfoliata : perfoliatus(貫生葉の、抱茎の)
L. : Carl von Linne (1707-1778)
Nieuwl. : Julius Aloysius Arthur Nieuwland (1878-1936)
---
synonym(シノニム) : 同意語、異名。
Specularia : 窓
A.DC. : Alphonse Louis Pierre Pyrame de Candolle (1806-1893)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川河口から0km(海岸) 2005.06.07
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 7 June 2005
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by pianix | 2005-06-07 00:00 | | Trackback | Comments(0)