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オオブタクサ(大豚草)
 オオブタクサ(大豚草)は、キク科ブタクサ属の1年草です。オオブタクサは、ブタクサの大型版で、1952年に静岡県清水港で最初に発見された、北アメリカ原産の帰化植物です。現在は日本全土に分布します。生態系被害防止外来種(旧要注意外来生物)に指定されています。名の由来は、現地名hogweed(hog豚+weed雑草)の直訳から。詳細は不明で、豚しか食べない草との説があります。

 キク科(Asteraceae Bercht. et J.Presl (1820))は、世界に約950属2万種が分布します。日本には約70属360種があり、帰化植物は100種以上あります。Asteraceaeは、aster(星)の意味。保留名のCompositae Giseke, 1792は、「合成された」との意味から。ブタクサ属(Ambrosia L. (1753))は、約25種あり、日本には帰化種のみで自生種はありません。

 草丈は100~300cmになります。葉は対生し、20~30cmの大形で、掌状に3~5裂して、鋸歯があります。ブタクサの葉は細かく切れ込んだ複葉で、ヨモギの葉に似ているのに対し、オオブタクサはクワに似ています。別名クワモドキ(桑擬き)の名はここから来ています。

 花期は8月~9月頃で、花径は3~4mmです。雌雄同株で、上部に雄花、下に雌花があります。舌状花や花弁はありません。果実は偽果です。突起が6個ある総苞に包まれ、中に長さ7mm程の1個の痩果があります。染色体数は、2n=24。

 風媒花であるので、ブタクサ同様、大量に花粉を飛ばす花粉アレルギーの原因植物です。花期には、キク科植物のアレルギー患者が増えます。その人達にとっては、ブタクサ・オオブタクサは目の敵となっている事でしょう。近くへ寄って葉の形状を確認するなど、とてもできない事かもしれません。また、名前を聞いただけで耐えられないという人がいるかもしれませんが、くれぐれも、セイタカアワダチソウ(背高泡立草)と間違えないようにして下さい。

Japanese common name : Oo-butakusa
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Ambrosia trifida L.

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茎は分岐しながら3m程になり、上部に雄花、下に雌花をつける。葉腋に偽果をつける。

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茎から枝分かれして葉腋部から花序を出す。葉は対生し掌状に3~5裂する。


オオブタクサ(大豚草)
別名:クワモドキ(桑擬き)
キク科ブタクサ属
学名:Ambrosia trifida L.
花期:8月~9月 1年草 草丈:100~300cm 花径:3~4mm

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【学名解説】
Ambrosia : (神の食物)/ブタクサ属
trifida : trifidus(三中裂の)
L. : Carolus Linnaeus(1707-1778)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から0km 左岸河川敷 2005.09.14
安倍川/河口から6.5km 左岸河川敷 2015.10.06
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

26 September 2005, 7 October 2015
Last modified: 16 August 2016
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by pianix | 2005-09-26 00:00 | | Trackback | Comments(4)
オオオナモミ(大葈耳/大雄生揉)
 昨年、子供達にオオオナモミ(大雄生揉)の実が欲しいと言われ、採取してきた事がありました。遊びに使うためです。ある子に、「大きな雄のナモミ」の意味だと説明したら、「では、メナモミ(雌生揉)もあるんだ」と賢い答えを返してきました。あるけど、あまり似ていません。生揉(なもみ)の意味は、葉を揉んで傷口に付けて痛みを和らげるために使ったことから、との説があります。オナモミよりも大きいからオオオナモミですが、圧倒的にオオオナモミの勢力が強いようです。

 なんと言っても、実に特徴があります。多分、俗称ひっつき虫の中では一番大きな種子かもしれません。実長径は20~25mm程。4~6mmの刺先端が鉤状に曲がり衣服に着くような形状で、このデザインはどうして生まれたのか不思議なほどです。マジックテープ考案の元にもなっています。雌雄同株。雌花は目立たない小さなものですから、ほとんどの場合、気付かずに終わってしまいます。染色体数は、2n=36。

 実を乾燥させたものは、蒼耳子(ソウジシ)として解熱・発汗・頭痛・神経痛に、茎と葉を乾燥させたものは、蒼耳(ソウジ)として湿疹・疥癬・虫刺されに利用されます。種子はリノール酸を60%~65%含み、中国では食用油の採取にも使われているそうです。

 北米原産の帰化植物で、岡山で1929年に発見され、その後勢力が広まりました。ただ、東北より以北は、まばらな分布です。簡単に駆除したい場合は、花期前の8月上旬頃までに茎を根本付近で切り落とすようにします。生態系被害防止外来種(旧要注意外来生物)に指定されています。日本の侵略的外来種ワースト100。英名はOriental cocklebur。

メナモミ(雌生揉)Siegesbeckia orientalis L. subsp. pubescens (Makino) Kitam.

Japanese common name : Oo-onamomi
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Xanthium orientale L. subsp. orientale

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左:雄花と雌花 右:雄花

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左:果苞は刺の先端が鉤状に曲がる。右:果苞には2つの胚珠が含まれる


オオオナモミ(大葈耳/大雄生揉)
キク科オナモミ属
学名:Xanthium orientale L. subsp. orientale
synonym : Xanthium occidentale Bertol.
synonym : Xanthium canadense auct. non Mill.
花期:8月~10月 1年草 草丈:50~200cm 雌花序:2~3cm 花径:5~10mm

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【学名解説】
Xanthium : xanthos(黄)/オナモミ属
orientale : orientalis 東方の、(中近東)東部の
L. : Carl von Linne (1707-1778)
subsp. : subspecies(亜種)
---
occidentale : occidentalis(西方の、西部の)
Bertol. : Antonio Bertoloni (1775-1869)
---
canadense : canadensis(カナダの)
auct. : auctorum(著者らの)/auct.+non:誤って命名された名称
Mill. : Philip Miller (1691-1771)/英国の園芸家

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から0.5km 左岸河川敷 2005.09.14, 2006.10.12, 2006.10.21
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

21 September 2005
Last modified: 15 November 2016
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by pianix | 2005-09-21 00:00 | | Trackback | Comments(2)
アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)
 アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)は、キク科センダングサ属の1年草です。北アメリカ原産で、大正時代に日本に入ってきたと言われていて、非意図的移入とされています。現在は日本各地に分布します。名の由来は、センダン(栴檀)に葉の形状が似ていてアメリカ原産である事から。タウコギ(田五加木)よりも背が高いことから別名を、セイタカタウコギ(背高田五加木)。生態系被害防止外来種(旧要注意外来生物)に指定されています。

 荒地や畑地に自生します。草丈は、100~150cm。茎は4稜があり暗紫色。葉は対生します。小葉は3~8枚で、鋸歯があります。花期は9月から10月頃。黄色の頭状花を付けます。総苞片は6~12個で花冠より長く、コセンダングサとの明瞭な相違点となります。花径は、約7mm。筒状花と小さい舌状花からなります。両性花です。果実は痩果です。扁平で、2本の鉤状突起があります。染色体数は、2n=48。

 毎年お世話になる、俗称ひっつき虫は幾つかあります。初夏にヤブジラミ(藪虱)。小さな実がびっしりと取り付くと始末に負えません。秋になるとオオオナモミ(大雄生揉)。大きい実なので取り払うには楽ですが痛いです。ヒナタイノコズチ(日向猪の子槌)は小さい実です。アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)は薄いので剥がすのがやっかいです。そしてお馴染み、2本のトゲを持った細い実のセンダングサ。私の住んでいる近辺では、ほとんどがコセンダングサ(小栴檀草)で、アメリカセンダングサは珍しい方に入ります(2005年当時)。

 草藪に入らなければ別に被害に遭う事もないと思います。もし取り付かれたら、その場で払い落とすようにしています。拡散させないためです。また、この時期は実が付かないような素材の衣服を使用するようにしています。

※アメリカセンダングサの命名者は、中井猛之進 Takenoshin Nakai (1882-1952)。
※セイタカウコギの命名者は、牧野富太郎 Tomitaro Makino (1862-1957)。

Japanese common name : Amerika-sendan-gusa
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Bidens frondosa L.


アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)
別名:セイタカタウコギ(背高田五加木)
キク科センダングサ属
学名:Bidens frondosa L.
花期:9月~10月 1年草 草丈:100~150cm 花径:7mm

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【学名解説】
Bidens : bi(2)+dens(歯)/センダングサ属
frondosa : 葉面の広い
L. : Carl von Linne (1707-1778)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から9.75km右岸河川敷 2005.09.17
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 20 September 2005
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by pianix | 2005-09-20 00:00 | | Trackback | Comments(4)
ヒマワリ(向日葵)
 河川敷に植えられたヒマワリは巨大な花をつけました。花の直径は30cmを超えています。背丈は見上げるほどあります。茎は大人の腕の太さほど。ロシアヒマワリですね。ヒマワリが咲くと夏到来を感じさせてくれます。明るい感じがして私は好きです。

 周囲を飾る舌状花は花びらと子房からなり、中心の管状花(筒状花)は雄しべ・雌しべ・花びら・子房で成り立っています。開花を観察すると、周りの花びらが握った手を解くように1枚ずつ開き、中心の管状花は外周から咲き始めます。種が熟すると、その重みで下向きになりますが、あまりにも重いと地面へ倒れ込むほどになります。

 大別すると、草丈の高い大輪一重咲き、中輪八重咲き、ヒメヒマワリ(Helianthus debilis)があります。ロシアヒマワリは草丈200~300cmで花径20~30cm、「太陽」は草丈150~200cmで花径15~20cm、「サンゴールド」は草丈150~200cmで花径15~20cmの八重咲き、「ピグミー・ドワーフ」は草丈30~50cmで花径15cm程、ヒメヒマワリは花径10~20cmの切り花用、などが主な品種です。

Japanese common name : Himawari
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Helianthus annuus L.


ヒマワリ(向日葵)
別名:ニチリンソウ(日輪草)/ヒグルマ(日車)
キク科ヒマワリ属
学名:Helianthus annuus L.
花期:7月~9月 1年草 草丈:80~300cm 花径:10~30cm

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【学名解説】
Helianthus : helios(太陽)+anthos(花)
annuus : 一年生の
L. : Carl von Linne (1707-1778)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から8.25km 左岸河川敷 2005.08.09
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 14 August 2005
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by pianix | 2005-08-14 00:00 | | Trackback | Comments(2)
フジアザミ(富士薊)
 フジアザミ(富士薊)は、キク科アザミ属の多年草です。関東及び中部地方に分布する日本固有種です。名の由来は、富士山周辺地に多くある事から。アザミは、語源不明で幾つかの説があります。あざむ(惘)語源説は、アザムはアサマから転訛したもので、傷むとか傷ましいの意(中村 1980)と説明されています。

 キク科(Asteraceae Bercht. et J.Presl (1820))は、世界に約950属2万種が分布します。日本には約70属360種があり、帰化植物は100種以上あります。Asteraceaeは、aster(星)の意味。保留名のCompositae Giseke, 1792は、「合成された」との意味から。アザミ属(Cirsium P. Miller, 1754)は、 世界に300種以上、日本に100種以上が分布します。

 砂礫地や河原に自生します。根は牛蒡状で、食用として利用されます。動物により食害を受ける事があります。草丈は50~120cmになります。葉は羽状中裂し、葉の縁には鋭い棘があります。株の直径は100cmほど。全体に鋭いトゲがあります。総包片は強く反り返ります。

 花期は8月から9月頃。下向きに紅紫色の花を咲かせます。頭花は筒状花の集合花です。頭果の直径は8~12cmで、日本のアザミの仲間では最大です。果実は痩果で、冠毛がある風媒花です。品種に、白い花色のシロバナフジアザミ(白花富士薊) Cirsium purpuratum (Maxim.) Matsum. f. albiflorum (Kitam.) Kitam. があります。セイヨウフジアザミ(西洋富士薊)Carduus kerneri Simonk は、ヒレアザミ属です。

★  ★  ★

 植物を知るには、見る・触る(舐める)・嗅ぐの動作が必要のようです。このフジアザミなどは触るのにちょうど良い見本になりそうです(嘘ですよ)。ノアザミかどうか、私は花の下部を触ってみます。粘るかどうかを確かめるためです。粘れば、ほぼノアザミ。でなければノハラアザミかと考える事ができます。コウゾリナは良い例で、茎のざらつきを必ず確かめます。しかし、アザミは触りたくありません。もう少しこっちを向いてと手を出して痛い思いを何度もしました。

 野草撮影の帰り道、あるお宅の庭先にフジアザミを見つけました。ちょうど水撒きをしていた家人がいたので尋ねてみました。フジアザミにしては花が若干小振りかなと思ったからです。以前は他の場所で咲いていたそうですが、種が舞って現在の所で咲き始めたとの事でした。今年初めて目にしたフジアザミでしたが、山奥でもない民家の建ち並ぶ所で咲いていたのは驚きでした。

参考:ノハラアザミ(野原薊)

Japanese common name : Fuji-azami
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Cirsium purpuratum (Maxim.) Matsum.
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シロバナフジアザミ(白花富士薊)
Cirsium purpuratum (Maxim.) Matsum. f. albiflorum (Kitam.) Kitam.
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羽状の若い葉
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2004.09.20  静岡市葵区梅ヶ島
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2005.08.04 葵区内牧 


フジアザミ(富士薊)
別名:アザミゴボウ(薊牛蒡)
キク科アザミ属
学名:Cirsium purpuratum (Maxim.) Matsum.
花期:8月~9月 多年草 草丈:50~120cm 花径:8~12cm

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【学名解説】
Cirsium : 古名cirsion[cirsos(静脈腫)に薬効ある植物]からの転用/アザミ属
purpuratum : purpuratus(紅紫色の)
Maxim. : Carl Johann Maximowicz (1827-1891)
Matsum. : 松村任三 Jinzo Matsumura (1856-1928)
---
f. : forma(品種)
albiflorum : albiflorus(白花の)
Kitam. : 北村四郎 Shirō Kitamura (1906-2002)
---
Simonk : Simonkai, Lájos von (1851-1910)

撮影地:静岡県静岡市
葵区梅ヶ島 2004.09.20, 2005.09.19
葵区内牧 2005.08.04
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

7 August 2005, 3 October 2009
Last modified: 31 May 2014
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by pianix | 2005-08-07 00:00 | | Trackback | Comments(4)
ルドベキア(Rudbeckia)
 近い場所は徒歩で、少し離れたところは自転車で、もっと離れたところはバイクでと使い分けて野草観察に出かけています。車では行きません。で、どの方法であっても目的地へ着けば、全て徒歩になります。持ち物のほとんどはウエストポーチに収め、カメラと関連グッズは携帯用のカメラケース2個に入れてベルトに通しています。問題は、より大きなものが必要な場合です。

 梅雨時の暗い天候ですからレフ板が必要と考え自作しました。A4程の厚紙にアルミホイールを貼っただけのものです。二つ折りにして自立するようにしてありますが、持って出かけるには大きすぎます。どうしたものかと2秒ほど思案しました。ウエストポーチではなく、ヒップバックなら入る事を確認しました。しかし今度はカメラバックを通すベルト部分が足りなくなりました。結局、超小型のレフ板をもう一つ作りました。

 ルドベキアは、オオハンゴンソウ(大反魂草)の園芸品種で、学名そのまま。この学名はスエーデンのウプサラ大学教授(植物学)の名前ルドベック(O. Rudbeck, 1630-1702)から。1・2年草としてルドベキア・ビコロ(Rudbeckia bicolo)、ルドベキア・ヒルタ(Rudbeckia hirta)があり、宿根草としてオオハンゴウソウ(Rudbeckia laciniata)、アラゲハンゴウソウ(Rudbeckia hirta var. pulcherrima)、ルドベキア・フルギダ(Rudbeckia fulgida)があります。新顔にルドベキア・トリロバ(Rudbeckia triloba)等。

 写真はルドベキア・ヒルタの改良種で、品種名はグロリオーサ・デージー(Gloriosa Dasiy)。1958年にオランダ王立園芸協会賞を受賞。

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Rudbeckia hirta L. sp. Gloriosa

ルドベキア(Rudbeckia)
キク科オオハンゴンソウ属
学名:Rudbeckia hirta L. sp. Gloriosa
花期:6月~10月 多年草 草丈:40~80cm 花径:8~12cm
北アメリカ原産

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【学名解説】
Rudbeckia : Olaus (Olof) Johannis Rudbeck (1630-1702), Olaus (Olof) Olai Rudbeck (1660-1740)を記念/オオハンゴンソウ属
hirta : hirtus(短い剛毛のある)
L. : Carl von Linne (1707-1778)
f. : forma(品種)
Gloriosa : gloriosus(立派な・美事な)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から17.0km左岸土手 2005.06.09
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 20 June 2006
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by pianix | 2005-06-20 00:00 | | Trackback | Comments(0)
アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)
 茎や葉に荒い剛毛があるアラゲハンゴウソウは、北アメリカ原産の帰化植物で、野生化しています。性質が強く、環境にあった場合は勢力を広げ、時に在来種を脅かすほどにまでなります。

 ヒマワリなどと同じように、大型の花は群生すると目立ちます。背丈が200cm程にもなるオオハンゴウソウ(特定外来生物)に比べ、本種は低く、70cm程。園芸種も作られています。染色体数は、2n=38。

※本種を含むオオハンゴンソウ属は、輸入時に種類名証明書の添付が必要な生物に指定されています。特定外来生物に指定されている種については、原則輸入禁止です。

Japanese common name : Arage-hangonsou
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Rudbeckia hirta L. var. pulcherrima Farw.


アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)
別名:キヌガサギク(絹笠菊)
キク科オオハンゴンソウ属
学名:Rudbeckia hirta L. var. pulcherrima Farw.
花期:6月~8月 多年草 草丈:40~70cm 花径:4~7cm

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【学名解説】
Rudbeckia : Olaus (Olof) Johannis Rudbeck (1630-1702), Olaus (Olof) Olai Rudbeck (1660-1740)を記念/オオハンゴンソウ属
hirta : hirtus(短い剛毛のある)
L. : Carl von Linne (1707-1778)
var. : varietas(変種)
pulcherrima : pulcherrimus(非常に美しい)
Farw. : Oliver Atkins Farwell (1867-1944)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から17.0km 左岸土手 2005.06.09
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 19 June 2005
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by pianix | 2005-06-19 00:00 | | Trackback | Comments(0)