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テイカカズラ(定家葛)
 テイカカズラ(定家葛)は、キョウチクトウ科テイカカズラ属の蔓性常緑低木です。日本や朝鮮半島、中国、インド、タイに分布します。日本では、本州から九州に分布する在来種です。九州の一部や沖縄には、オキナワテイカカズラ(沖縄定家葛)1)が分布します。名の由来は、藤原定家(1162-1241)の謡曲「定家」に因みます。英名は、Japanese star jasmine。

 キョウチクトウ科(Apocynaceae Juss. (1789))は、熱帯・温帯に分布し、215属2100種に及ぶ大きな植物群です。テイカカズラ属(Trachelospermum Lemaire (1851))は、東南アジアや北アメリカに約16種が分布します。

 低山の林床に自生します。地を這い、気根を出して岩や樹木に這い上ります。茎は太いところで4~5cm程になります。花が付く枝は径2~3mm。葉は対生します。広楕円形や長楕円形で長さ3~7cm、幅2~3cm、全縁で光沢のある革質。地上付近の葉は小さく暗緑色で葉脈沿いに斑紋があり、上部の葉は大きく明緑色で斑紋はありません。

 花期は5月から6月頃、一時期間を置いて9月頃まで続きます。枝先や葉腋から集散花序を出します。白色の筒状花で、花冠先端が5裂して平開します。裂片は徐々に捻れて反り返り、時計回りに旋回してスクリューのような形状になります。花径は2~3cm、筒部は長さ7~8mm。時間経過と共に白色から淡黄色に変色します。芳香があります。両性花。中央部は黄色。蜜壺の穴は5個あり中央に雌しべ、周囲の雄しべ5個は合着します。虫媒花で、口吻が長い蝶や蛾が媒介します。

 果実は袋果です。2本対になった径4~5mmの、先端が尖った細い円柱形で、湾曲したハの字状に下垂し、長さ15~30cm。熟すと縦に裂開して種子を出します。種子は長さ12~14mmの線形。先端に白色の種髪が付き、長さ約25mm。風媒花です。染色体数は、2n=20。

 全草が有毒です。成分は、アルクチイン(Arctiin, C27H34O11)、トラケロシド(Tracheloside, C27H34O12)等。茎に含まれる乳液で、かぶれる事があります。

 テイカカズラミサキフクレフシ(定家葛実先膨五倍子)ができることがあります。テイカカズラミタマバエ(定家葛実玉蠅)幼虫の寄生による虫瘤です。幼虫が出す刺激物でテイカカズラの実を変形させると言われています。20~30匹の幼虫が住んでいます。テイカカズラミタマバエ(Asteralobia sp.)は、ハエ目(双翅目)タマバエ科(Cecidomyiidae)のハエの一種で、幼虫は黄色で長さは2~3mm。成虫は蚊のような体型で、以前はタマカ(玉蚊)科とされてきました。双翅目の記載種は2014年で7658種。タマバエ科の既知数は、193種です。虫瘤は、虫営や英名のゴール(gall)と呼ばれます。

1)Trachelospermum gracilipes Hook.f. var. liukiuense (Hatus.) Kitam.

Japanese common name : Teika-kazura
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Trachelospermum asiaticum (Siebold et Zucc.) Nakai

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左:咲き始め 右:花冠裂片が丸まりプロペラ状になる
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筒部は長さ7~8mmで、訪れる虫は口吻が長いものに限定される

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白かった花冠は黄色に変色する
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樹木の上に覆い被さるテイカカズラ。2010.06.16 帆掛山

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湾曲し、ハの字型に下垂する果実。初め緑色で、陽が当たる側から赤褐色になる

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左:種子は線形で種髪が付く 右:テイカカズラミサキフクレフシ


テイカカズラ(定家葛)
別名:チョウセンテイカカズラ(朝鮮定家葛)、ケナシテイカカズラ(毛無定家葛)、ナガバテイカカズラ(長葉定家葛)
キョウチクトウ科テイカカズラ属
学名:Trachelospermum asiaticum (Siebold et Zucc.) Nakai
花期:5月~9月 常緑低木(蔓性) 花径:2~3cm 果期:10~11月

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【学名解説】
Trachelospermum : trachelos(頚)+sperma(種子)/テイカカズラ属
asiaticum : asiaticus(アジアの)
Siebold : Philipp Franz von Siebold (1796-1866)
et : et alii(及び・命名者が2名の時など・&(and)に同じ)
Zucc. : Gerhard Zuccarini (1790-1848)
Nakai : 中井猛之進 Takenoshin Nakai (1882-1952)

撮影地:静岡県静岡市
山原山(Yanbara-yama, Alt. 448m) 2010.05.28
帆掛山(Alt. 304m) 2010.06.16, 2015.05.08
梶原山(Alt. 279m) 2016.10.31
安倍城跡(Alt. 435m) 2014.07.11 / 09.15, 2015.09.02, 2016.05.31
賤機山(Shizuhata-yama, Alt. 171m) 2016.05.23 / 06.01 / 08.24
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

20 September 2016
Last modified: 01 November 2016
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by pianix | 2016-10-05 00:00 | | Trackback | Comments(0)
シタキソウ(舌切草)
 シタキソウ(舌切草)は、キョウチクトウ科シタキソウ属の蔓性常緑小高木です。千葉県以西から九州、沖縄に分布する在来種です。和名は、江戸時代の本草学者である井岡冽(Retu Inooka, 1778-1837)氏が命名、シタキリソウを略してシタキソウ。名の由来は不明です。中国名は、黑鰻藤(hei man teng)。

 キョウチクトウ科(Apocynaceae Juss. (1789))は、熱帯・温帯に分布し、215属2100種に及ぶ大きな植物群です。旧分類のガガイモ科(Asclepiadaceae R.Brown (1810))は、熱帯から亜熱帯に約250属2700種が分布し、日本には6属、数十種類があります。シタキソウ属(Jasminanthes Blume (1850)) は、世界に15種が分布します。

 海に近い山地に自生します。葉は単葉で対生します。柄があり、長さは1.5~3cm。葉の形状は、卵形から卵状楕円形で長さ6~12cm、幅5~11cm。基部は心臓形で、先端は鋭頭、革質で厚みがあり、鋸歯はありません。茎は蔓となり、他の物に絡みついて立ち上がります。若い茎は緑色で淡褐色の毛があり、茶褐色の木質化した古い茎の途中から分枝します。若い茎や葉には乳液が含まれます。

 花期は6月から7月頃。葉腋から集散花序を出します。花冠は白色。基部は筒状で、先が深く5裂し開出する筒状花です。強い芳香があります。裂片は肉厚で、分岐部で交互に重なります。筒部の長さは約1cm。花冠の径は4~6cm。萼片は5全裂し先端が丸く、長さ約7mm。両生花で、雄しべと雌しべが合着した蕊柱(ずいちゅう:gynostemium)があります。子房上位。

 果実は袋果です。基部からハの字形となる莢(さや)状で長さ13~20cm程。基部に5個の萼片が残ります。種子は袋果にぎっしりと詰込まれ、卵形で扁平、長さ約10~12mm。先端に2.5cm程の冠毛があり、風によって散布されます。

 よく似た園芸種にステファノティス属の、アフリカシタキヅル(マダガスカルジャスミン)Stephanotis floribunda (R.Br.) Brongn.があります。

※分類は、APG分類体系(Angiosperm Phylogeny Group)によります。

【謝辞】市内在住の寺内氏から自生地と開花の情報を提供して頂き、本種を河川敷で撮影する事ができました。ご厚意に感謝し、お礼申し上げます。

Japanese common name : Sitaki-sou
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Jasminanthes mucronata (Blanco) W.D.Stevens et P.T.Li

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左:花冠裂片は分岐部で交互に重なる      右:筒部の長さは約1cm

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ハエの仲間(左)や、蟻(右)などが媒介する

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右:基部が筒状で先が深く5裂する 左:葉は単葉で対生
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葉は、卵状楕円形で長さ6~12cm、幅5~11cm、先が尖る

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左:茎の下部 右:茎の上部

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左:花冠基部 萼は5全裂し先端は丸い  右:花冠基部内部

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左:果実は袋果で、全体の長さは約30cm。2013.08.19 右:種子 2013.03.29
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袋果内の種子。扁平で冠毛がある。縦に切れ目が入って裂開する。2017.01.31


シタキソウ(舌切草)
別名:オキナワシタキヅル(沖縄舌切蔓)
キョウチクトウ科シタキソウ属
学名:Jasminanthes mucronata (Blanco) W.D.Stevens et P.T.Li
synonym : Stephanotis lutchuensis Koidz. var. japonica (Makino ex Nakai) Hatus.
花期:6月~7月 蔓性常緑低木 草丈:蔓性(~12m) 花径:40-45mm

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【学名解説】
Jasminanthes : Jasminum(ジャスミン)+anthos(花)/シタキソウ属
mucronata : mucronatus(微凸頭の)
Blanco : Francisco Manuel Blanco (1778-1845)
W.D.Stevens : Warren Douglas Stevens (1944-)
et : et alii(及び・命名者が2名の時など・&(and)に同じ)
P.T.Li : Ping-t'ao Li (1936-)
---
synonym : (シノニム) 同意語、異名
Stephanotis : stephanos(冠)+otis(耳)/ステファノティス属
lutchuensis : 琉球産の
Koidz. : 小泉源一 Koidzumi Genichi (1883-1953)
var. : varietas(変種)
japonica : 日本の[japonicus(男性形)/japonica(女性形)/japonicum(中性形)]
Makino : 牧野富太郎 Tomitaro Makino (1862-1957)
ex : ~による
Nakai : 中井猛之進 Takenoshin Nakai (1882-1952)
Hatus. : 初島住彦 Sumihiko Hatusima (1906-2008)
※小泉源一:日本植物分類学会創立者

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から11.75km 右岸河川敷 2008.06.05, 2008.06.06
安倍城跡(Alt.435m) 2008.07.11, 2013.03.29, 2013.08.19
賤機山(Alt. 171m) 2016.05.31
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

18 December 2008, 21 August 2013, 9 June 2014, 25 June 2014,
2 July 2014, 13 September 2016
Last modified: 31 January 2017
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by pianix | 2008-12-18 00:00 | | Trackback | Comments(2)
ツルニチニチソウ(蔓日々草)
 ツルニチニチソウ(蔓日々草)は、キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の多年草です。南ヨーロッパから北アフリカにかけての地中海沿岸地方を原産とします。日本には、明治初期に園芸用として導入されました。名の由来は、蔓状のニチニチソウ(日々草)である事から。ニチニチソウは、日々新しい花をつける事から。英名は、large periwinkle。

 キョウチクトウ科(Apocynaceae Juss. (1789))は、熱帯・温帯に分布し、215属2100種に及ぶ大きな植物群です。ツルニチニチソウ属(Vinca L. (1753))は温帯性の植物で、日本では2種が知られています。

 耐寒性と耐陰性があり、繁殖力もあることから、温暖な地方では野生化しています。初めは直立し、やがて匍匐するようになります。葉は対生で、光沢があります。3~4cmの長楕円形で、鋸歯は無く、先端は尖ります。斑入り品種もあります。花はプロペラ状をしていて、キョウチクトウ科の特徴が出ています。筒状で5裂します。花色は淡青色です。

 近似種にヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)Vinca minor Linn.があります。種小名のmajorは大きい、minorは小さいの意味で、ヒメツルニチニチソウはツルニチニチソウより小型である事を表しています。ラテン語なので、majorはマヨール、minorはミノールと読みます。ツルニチニチソウの花色は淡青色ですが、ヒメツルニチニチソウには、紫色・青色・白色があります。また、ツルニチニチソウは萼片に毛がありますが、ヒメツルニチニチソウにはありません。

★  ★  ★

 温暖な静岡と言えども、例年になく寒い日が続きました。突如としての四月の陽気に、今日は暑さを感じました。野草観察の出先で黒の蝶を見て驚きました。そのすぐ後でバッタも見ました。どちらも確認できずに終わりましたが、荒涼とした枯れ草ばかりの場所で生き物に会うのは久しぶりでした。この陽気に誘われたのでしょうか。また、ツルニチニチソウを一花だけ見つけました。そこはツルニチニチソウが野生の群落を作る場所であるのですが、見た瞬間は驚きました。奥まった所にありましたから手前の草を除いていると、ノイバラの棘で手の平を鋭く引っ掻いてしまいました。痛いのを忘れてツルニチニチソウと対面し、今年も逢えたなと声をかけました。

Japanese common name : Turu-nitiniti-sou
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Vinca major L.


ツルニチニチソウ(蔓日々草)
別名:ビンカ
キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属
学名:Vinca major L.
花期:3月~5月 多年草 草丈:10~60cm(常緑蔓性) 花径:4~5cm

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【学名解説】
Vinca : vincire(結ぶ・縛る)/ツルニチニチソウ属
major : majus(巨大な・より大きい)
L. : Carl von Linne (1707-1778)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から5.75km 右岸河川敷 2006.02.14
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 44 February 2006
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by pianix | 2006-02-14 00:00 | | Trackback | Comments(5)
フウセントウワタ(風船唐綿)
 フウセントウワタ(風船唐綿)は、キョウチクトウ科フウセントウワタ属の常緑低木です。南アフリカ共和国を原産とし、日本では関東地方以西で屋外越冬が可能となります。やや寒さに弱いところがあり、樹木ですが1年草として扱われる事もあります。1936年に園芸品種として移入されたと言われています。名の由来は、風船のように膨らむ果実、外来を表す「唐」、種子が綿毛を持つ事に因みます。中国名は汽球花。

 キョウチクトウ科(Apocynaceae Juss. (1789))は、熱帯・温帯に分布し、215属2100種に及ぶ大きな植物群です。旧分類のガガイモ科(Asclepiadaceae R.Brown, 1810)は、熱帯から亜熱帯に約250属2700種が分布し、日本には6属、数十種類があります。花冠には副花冠があり、雄しべと雌しべが合着した「ずい柱」がある事が特徴です。

 葉は、10cm程の細長い針状で、対生します。葉や茎を傷つけると乳液が出ます。夏に葉脇から散形花序を出し、フクシアに似た1cm程の小さな花を下向きにつけます。花冠は白色の5弁で反り返り、副花冠は淡紫色です。虫媒花です。染色体数は、2n=22。

 果実は緑色の袋果で、卵形をしています。柔らかで少し湾曲した棘状の剛毛を表面に付けます。5~6cm程の大きさになります。種子は黒褐色で、白い絹糸状の長い冠毛を持ち、果実が熟すと割れて風で散布されます。温暖な地方では野生化もします。用途は切り花で、綿毛はクッションなどにも利用されます。

Japanese common name : Fuusen-touwata
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Gomphocarpus physocarpus E.Mey.

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左:花冠は白色の5弁で反り返り、副花冠は淡紫色 右:果実は卵形の袋果


フウセントウワタ(風船唐綿)
別名:フウセンダマノキ(風船玉の木)
キョウチクトウ科フウセントウワタ属
学名:Gomphocarpus physocarpus E.Mey.
synonym : Gomphocarpus fruticosus auct. non (L.) W.T.Aiton
花期:8月~9月 常緑低木 樹高:100~200cm 花径:10~15mm 果期:9~10月

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【学名解説】
Gomphocarpus : Gompho(釘状の、くさび状の)+ carpos(果実)/フウセントウワタ属
physocarpus : physo(膨らんだ)+carpos(果実)
E.Mey. : Ernst Heinrich Friedrich Meyer (1791-1858)
---
fruticosus : 低木状の
L. : Carl von Linne (1707-1778)
W.T.Aiton : William Townsend Aiton (1766-1849)

撮影地:静岡県静岡市
静岡県立大学薬用植物園「標本園」 2005.12.08
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

30 January 2006
Last modified: 29 June 2014
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by pianix | 2006-01-30 00:00 | 静岡県立大学薬用植物園 | Trackback | Comments(2)
ガガイモ(蘿摩)
 カメラの調子が購入当初からおかしいのです。でも、修理に出すと、まず1ヶ月間は戻ってこないので困っています。その上、ガガイモの綺麗な写真を掲載している方が多いので、ちょっと気が引けてしまいます。まあ、カメラと花はド素人なので、臆面もなく出してしまいます。

 白い色のガガイモに良く出会います。白花品種です。普通は紫色を帯びています。花冠は5裂して反り返り、毛が密生しています。イケマ(Cynanchum caudatum (Miq.) Maxim.)に似ていますが、イケマには毛がありませんし、花弁の形状も異なります。中央に出ているのは雌しべで、雄しべは下の方に隠れています。地下茎は有毒です。

 蔓は右巻き。果実は袋果です。長さ約10cm、幅約2cmの紡錘形で表面に突起があります。裂開して扁平の種子を出します。種子には種髪があり、風によって散布されます。染色体数は、2n=22,24。最近、ガガイモ科からキョウチクトウ科へ転科されました。蘿摩は中国名。

 ちなみに、japonicaは、ジャポニカ学習帳を思い出す人が多いようですが、ヤポーニカと発音します。ラテン語の場合、JはYに、CはKに置き換えて読むと分かりやすいと思います。と言う私は語学大嫌い人間です。

Japanese common name : Gagaimo
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Metaplexis japonica (Thunb.) Makino

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蔓は右巻き。葉腋から集散花序を出す。蟻などが介在する。

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花冠と萼は5深裂する。葉は対生し、長卵状心形。
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シロバナガガイモ(白花蘿摩)
Metaplexis japonica (Thunb.) Makino f. albiflora Honda


ガガイモ(蘿摩)
別名:カガミ/カガミクサ/ジガイモ
キョウチクトウ科ガガイモ属
学名:Metaplexis japonica (Thunb.) Makino
花期:7月~9月 多年草 草丈:(蔓性) 花径:約1cm

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【学名解説】
Metaplexis : meta(共に)+pleco(編む)/ガガイモ属
japonica : 日本の[japonicus(男性形)/japonica(女性形)/japonicum(中性形)]
Thunb. : Carl Peter Thunberg (1743-1828)
Makino : 牧野富太郎 Tomitaro Makino (1862-1957)
---
f. : forma(品種)
albiflora : albiflorus(白花の)
Honda : 本田政次 Masaji Honda (1897-1984)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から13.25km 左岸土手 2005.08.08, 2006.08.15
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

22 August 2005
Last modified: 29 October 2016
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by pianix | 2005-08-22 00:00 | | Trackback | Comments(0)
キョウチクトウ(夾竹桃)
 海手前500m程の土手上に植林されているキョウチクトウが満開です。花色は白が圧倒的で、赤系は数本程度でした。

 以前は毎週来ていた場所です。競歩練習のために往復20kmを歩いていたのですが、その時はキョウチクトウの存在には気が付きませんでした。折り返し点であり、汗びっしょりでハアハアゼイゼイしていましたから余裕が無かったのでしょう。

 インド原産です。花色は、赤・紫紅・桃・白。生薬で夾竹桃葉(強心薬)として利用されますが、有毒(オレアンドリン、oleandrin)なので非常に危険、素人療法は厳禁です。

Japanese common name : Kyoutikutou
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Nerium oleander L. var. indicum (Mill.) O.Deg. et Greenwell

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キョウチクトウ(夾竹桃)
別名:ハンネンコウ(半年紅)/ミフクラギ(目膨木)、
キョウチクトウ科キョウチクトウ属
学名:Nerium oleander L. var. indicum (Mill.) O.Deg. et Greenwell
synonym : Nerium indicum Mill.
花期:6月~9月 常緑低木 樹高:3~5m 花径:4~5cm

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【学名解説】
Nerium : neros(湿った)/キョウチクトウ属
oleander : 由来不明/ Olea(Oliveの古名)に似た
L. : Carl von Linne (1707-1778)
var. : varietas(変種)
indicum : インドの
Mill. : Philip Miller (1691-1771)
O.Deg. : Otto Degener (1899-1988)
et : et alii(及び・命名者が2名の時など・&(and)に同じ)
Greenwell : Amy Beatrice Holdsworth Greenwell (1921-1974)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から0.5~0km 左岸土手 2005.06.07
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 08 June 2005
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by pianix | 2005-06-08 00:00 | | Trackback | Comments(0)