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コマツナギ(駒繋)
 コマツナギ(駒繋)は、マメ科コマツナギ属の落葉小低木です。日本と中国が原産で、国内では本州・四国・九州に分布する在来種です。名の由来は、馬を繋ぎ留められる程、根が丈夫であるからとか、葉が馬の好物で場所を離れないから、等と言われています。駒とは馬の事です。

 マメ科(Fabaceae Lindl. (1836))は、世界に約650属18,000種があり、日本には70属198種、11亜種7変種17品種があり、41属100種が自生します。コマツナギ属(Indigofera L. (1753))は、熱帯から亜熱帯に約700種が分布します。Indigoferaは、藍色を持つの意味で、藍色の染料が採れる事からの命名です。

 根は地中深く張り側根も長く出ます。茎は叢生し40~100cmになります。葉は、奇数羽状複葉で互生し、小葉は7~13枚。長さ8~20mm、幅2~10mmの長楕円形で全縁。茎や葉には伏毛があり、葉は夜に閉じます。

 花期は7月から9月頃。葉腋から4~10cmの円錐花序を出します。小花は淡紅色で、長さ4~5mmの蝶形花です。花序の下から上に向かって順に咲きます。果実は長さ25~30mm、幅2.5~3mmの豆果です。熟すと黒色となり、裂開して黄褐色の種子3~8個を散布します。染色体数は2n=16。

Japanese common name : Koma-tunagi
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Indigofera pseudotinctoria Matsum.

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小花は淡紅色で、長さ4~5mmの蝶形花

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葉は奇数羽状複葉で互生し、伏毛があります


コマツナギ(駒繋)
マメ科コマツナギ属
学名:Indigofera pseudotinctoria Matsum.
花期:7月~9月 落葉小低木 樹高:40~100cm 花冠長:4~5mm

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【学名解説】
Indigofera : indigo(藍)+fero(有する)/コマツナギ属
pseudotinctoria : pseudo(偽の、疑似)+キアイ(木藍)*
Matsum. : 松村 任三 Jinzo Matsumura (1856-1928)
*タイワンコマツナギ(台湾駒繋)Indigofera tinctoria L.

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から8.5km 右岸土手 2006.07.28
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

11 August 2006
Last modified: 2 March 2017
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by pianix | 2006-08-11 00:00 | | Trackback | Comments(0)