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ツワブキ(石蕗)
 ツワブキ(石蕗)は、キク科ツワブキ属の多年草です。私が今年初めてを見たのは、10月30日。まだ蕾の状態で、一花だけ開きかけている状態でした。一ヶ月を経た今は、溢れるばかりに咲いていますが、すでにくたびれてしまったものまであります。撮影地は、日本平という、海に近い山の中腹です。

 名の由来は、艶葉蕗(ツヤハブキ=艶のある葉の蕗)から来ているという説があります。温暖な地方の海沿い岩場に自生する事から石蕗の字が充てられ、照り返しによる乾燥や、潮風の塩分に耐えるような葉の造りになっています。英名は、Japanese silverleaf。花は一目でキク科であると分かります。頭花の周りに舌状花(雌花)、中央は筒状花(両性花)からなります。浜辺に咲くハマヒルガオ(浜昼顔)も然り、花の部分は見慣れた形なのに、葉の形状が明らかに異なるのが、これらの特徴です。

 江戸時代から園芸品種が作られていて、現在では庭園や公園でも見る事ができます。観葉植物用途として、斑入りの品種もあります。性質は堅強で、あらゆる所で花を咲かせる事ができます。若い葉は茹でれば食べられます。また、民間薬(抗菌作用)としても使われるので、薬草園でも見る事ができます。サザンカと共に、冬の到来を知らせる花の一つです。

Japanese common name : Tuwabuki
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Farfugium japonicum (L.) Kitam.


ツワブキ(石蕗)
キク科ツワブキ属
学名:Farfugium japonicum (L.) Kitam.
花期:10月~12月 多年草 草丈:30~80cm 花径:4~6cm

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【学名解説】
Farfugium : farius(列)+fugus(駆除)/ツワブキ属
japonicum : 日本の[japonicus(男性形)/japonica(女性形)/japonicum(中性形)]
L. : Carl von Linne (1707-1778)
Kitam. : 北村四郎 Shirō Kitamura (1906-2002)

撮影地:静岡県静岡市
駿河区谷田/日本平中腹 2005.12.01
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 5 December 2005
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by pianix | 2005-12-05 00:00 | 海辺の植物 | Trackback(1) | Comments(4)