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ツノナス(角茄子)-2
 ツノナス(角茄子)は、ナス科ナス属の1年草です。どうでしょう、この角度から見るとキツネの顔に見えますか? 少し無理をしてもらってツノナス(角茄子)の実に、こちらを向いてもらいました。豚には見えませんよね。

 ナス科(Solanaceae Juss. (1789))は、世界に90属約200種が分布します。日本には、6属14種が分布します。ナス属(Solanum L. (1753))は、世界の温帯から熱帯に約1400種があり、日本には12種があります。

 このツノナスは、河川敷に設けられたグランドの一角にありました。地域のご老人達が楽しみのために植えたものかと思います。果実はアルカロイドを含み、中毒を起こすと言われていて食べられません。ですから、できれば「食べるな危険」の表示を掲げてもらえたら良いかと思います。河川敷へは子供達も遊びに来ます。何かの拍子に口に入れる事が無いように注意が必要かもしれません。勿論、食べなければ大丈夫で、触ったぐらいでは何ともありません。生け花用に売られています。観賞用ですから食べる事はないと思いますが、お子さんをお持ちの家庭では要注意かもしれません。

 ある方から唐辛子で一番辛いと言われるハバネロ種を頂きました。種をさわったのを忘れて、眠気がさした瞼を擦ったら、猛烈な痛みがして目を開ける事ができなくなってしまった事があります。それと同じようなものは幾つかあります。植物を触ったら手洗いを忘れないようにする事が必要です。このグランドの花壇で、命に関わる猛毒を持つ他の植物を見つけて驚きました。誰もが触れる事ができてしまう場所では、相当の注意を払って植栽すべきものと思います。

 それにしても、ツノナスの果実は可愛いです。おもちゃみたいです。

参考:ツノナス(角茄子)-1

Japanese common name : Tuno-nasu
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Solanum mammosum L.


ツノナス(角茄子)
別名:キツネナス(狐茄子)/流通名:フォックスフェース(fox face=和製英語)/英名:nipple-fruit
ナス科ナス属
学名:Solanum mammosum L.
花期:9月~11月 1年草/日本(非耐寒性低木) 樹高:100~140cm 花径:3cm 実長:5~8cm

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【学名解説】
Solanum : solamen(安静)/ナス属
mammosus : 乳頭状突起をもつ
L. : Carl von Linne (1707-1778)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から9.75km 左岸河川敷(植栽) 2005.10.14
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: June 25, 2008
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by pianix | 2005-10-18 00:00 | | Trackback | Comments(10)
ツノナス(角茄子)-1
 ススキとセイタカアワダチソウを手にした御夫婦に出会いました。ツノナス(角茄子)を見て、これは何かなと問われました。実がキツネノ顔に似ているからフォックスフェース。奥さんが、「生け花で使うものかしら」と思い出したようです。手にしたススキは、月見のためとの事でした。おりしも10月17日は、部分月食で最大6.8%だけ欠けます。ご夫婦で月見と洒落込むのでしょう。

 実が黄色なのでナス科と言ってもピンと来ません。そこに角が出ている様子から角茄子。この実は食べられません。中毒を起こすと言われています。花は紫色で、ナス科の特徴を持った形をしています。しかし、あくまでも生け花の対象となるのは実のほうです。園芸店で購入する時、花はついていません。ですから、実を知っていても花を知らない人は多いかもしれません。

 米国バージニア、テキサス原産の低木ですが、日本では1年草として扱われています。1935年(昭和10年)に導入されました。

 ナス科(Solanaceae Juss. (1789))は、世界に90属約200種が分布します。日本には、6属14種が分布します。ナス属(Solanum L. (1753))は、世界の温帯から熱帯に約1400種があり、日本には12種があります。

参考:ツノナス(角茄子)-2

Japanese common name : Tuno-nasu
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Solanum mammosum L.


ツノナス(角茄子)
流通名:フォックスフェース(fox face=和製英語)/英名:nipple fruit
ナス科ナス属
学名:Solanum mammosum L.
花期:9月~11月 1年草(非耐寒性低木) 樹高:100~140cm 花径:3cm 果長:5~8cm

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【学名解説】
Solanum : solamen(安静)/ナス属
mammosus : 乳頭状突起をもつ
L. : Carl von Linne (1707-1778)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から9.75km 左岸河川敷(植栽) 2005.10.13
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 16 October 2005
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by pianix | 2005-10-16 00:00 | | Trackback | Comments(2)
イヌホオズキ(犬酸漿)
 この時期になると、どこでも見る事ができるイヌホオズキです。一目でナス科と分かる花の形状で、野草観察ではおなじみの花です。

 通り過ぎようとすると「撮影していきなさいよ」と聞こえる感じがします(本当に聞こえたら恐い)。思い直して戻り、撮影します。おなじみの花はカメラを向ける事が少ないので、時折この状況が繰り返されます。多分その中でも「この個体は美人だな」と感じるのが原因なのでしょう。

 どんな野草でも立派に生きています。それだけで美しいのに、心を捉える美しさを発している瞬間の野草があることは確かです。私は、華やかに着飾った花よりも、懸命に生きている花を美しいと感じます。

Japanese common name : Inu-houzuki
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Solanum nigrum L.


イヌホオズキ(犬酸漿)
別名:バカナス
ナス科ナス属
学名:Solanum nigrum L.
花期:8月~10月 1年草 草丈:20~60cm 花径:6~10mm 果径:6~7mm
有毒植物(アルカロイド)

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【学名解説】
Solanum : solamen(安静)/ナス属
nigrum : 黒い(niger・男性形|nigra・女性形|nigrum・中性形)
L. : Carl von Linne (1707-1778)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から7.5km 左岸河川敷 2005.08.31
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 5 September 2005
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by pianix | 2005-09-05 00:00 | | Trackback | Comments(0)
ワルナスビ(悪茄子)
 ワルナスビ(悪茄子)は、ナス科ナス属の多年草です。北アメリカ原産の帰化種で、生態系被害防止外来種(旧要注意外来生物)に指定されています。

 ナス科(Solanaceae Juss. (1789))は、世界に90属約2500種が分布します。日本には、6属14種が分布します。ナス属(Solanum L. (1753))は、世界の温帯から熱帯に約1400種があり、日本には12種があります。

 一見すると、イヌホオズキ(犬酸漿)の大型版。安倍川河川敷で初めて見ました。競歩練習で通い慣れた河川敷の道端に咲いていました。と言う事は、新たに進出してきたのかもしれません。荒れ地にはあまり見ないようです。

 同じナス科のイヌホオズキよりも花は大きく、トゲだらけです。トゲが葉の中軸にまである、ミカン科の「カラスザンショウ」を思い出します。写真をよく見て頂くと、そのトゲが分かると思います。

 ワルナスビの名付け親は、植物学者牧野富太郎博士。花色は白色(シロバナワルナスビ)が多く、淡紫色もあります。果実は毒(solanin=ソラニン、saponin=サポニン)を含んでいます。北アメリカ原産で、盛大な繁殖力とトゲのために害草とされています。染色体数は、2n=24。

Japanese common name : Sirobana-waru-nasubi
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Solanum carolinense L. f. albiflorum (Kuntze) Benke

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シロバナワルナスビ(白花悪茄子)
別名:オニナスビ(鬼茄子)
ナス科ナス属
学名:Solanum carolinense L.f. albiflorum (Kuntze) Benke
花期:6月~10月 多年草 草丈:30~70cm 花径:20~30mm 果径:15mm

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【学名解説】
Solanum : solamen(安静)/ナス属
carolinense : carolinensis(北米カロライナの)
L. : Carl von Linne(1707-1778)
---
f. : forma(品種)
albiflorum : albiflorus(白花の)
Kuntze : Carl Ernst Otto Kuntze (1843-1907)
Benke : Herman Conrad Benke (1869-1946)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から6.25km 左岸河川敷 2005.09.01
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

1 September 2005, 9 September 2015
Last modified: 2 October 2015
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by pianix | 2005-09-01 00:00 | | Trackback | Comments(4)
ジャガイモ(じゃが芋)
 ジャガイモは、ナス科ナス属の多年草です。塊茎を食用とします。南米原産で、日本には1600年頃(慶長年間)に入って来たと言われています。名の由来は、17世紀初期にジャカルタから渡来したとの意味でジャガタライモと呼ばれ、後に転訛してジャガイモになったと言われています。

 ナス科(Solanaceae Juss. (1789))は、世界に90属約200種が分布します。日本には、6属14種が分布します。ナス属(Solanum L. (1753))は、世界の温帯から熱帯に約1400種があり、日本には12種があります。

 農林水産省平成27(2015)年作況調査資料(春植え)によれば、国内収穫量は235万4,000tで、地域別収穫量は北海道1,876,000t、長崎県103,700t、鹿児島県91,700tとなっています。世界の生産量では、中国、ロシア、インド、ウクライナ、アメリカの順となります。

 食べる部分は地下茎(塊茎)ですが、果実だと勘違いしている方がたくさんいます。果実は種類によっては甘くて美味しいとの事ですが、食べたことはありません。ジャガイモの芽は苦くて毒ですね。光に当たり緑色になったジャガイモ全体には、毒(ステロイドアルカロイド配糖体ソラニン1))が発生します。大量に食べると腹痛や下痢の原因になるとか。染色体数は、2n=4x=48。

  ジャガイモは私の好物。特に、ふかしたジャガイモをたっぷりのバターで焼いたものが好きです。味付けは塩だけ。ジャガイモの花は、品種によって色が違うそうです。男爵とメークインぐらいしか名前を知らないので、細かい品種は農家の方にお任せします。

1)solanin : C45H73NO15/成人中毒量:約200-400mg
 ※ソラニンの生合成に関わる遺伝子「PGA1」と「PGA2」の発現を抑制し、萌芽の制御に成功しました。よってジャガイモの長期保存の可能性が生まれました。(理化学研究所、大阪大学大学院、神戸大学大学院の共同研究グループによる。Plant Physiology,2016 August)

※牧野富太郎の「随筆 植物一日一題」には、ジャガイモはバレイショ(馬鈴薯)ではないと解説しています。ジャガイモはアンデス地方原産で、馬鈴薯は福建省産の不明種。中国では、ジャガイモを洋芋あるいは荷蘭薯と言う。

Japanese common name : Jaga-imo
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Solanum tuberosum L.


ジャガイモ(じゃが芋)
ナス科ナス属
学名:Solanum tuberosum L.
花期:6月~7月 多年草 草丈:50~100cm 花径:15~18mm 果期:5~7月/12~2月

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【学名解説】
Solanum : 意味不明のラテン古名|solamen(安静)/ナス属
tuberosum : tuberosus(塊茎)のある
L. : Carl von Linne (1707-1778)

撮影地:静岡県静岡市
葵区足久保口組(畑地) 2005.05.26
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

13 June 2005, 15 February 2016
Last modified: 24 August 2016
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by pianix | 2005-06-13 00:00 | | Trackback | Comments(0)
ナス(茄子)
 ナス(茄子)は、ナス科ナス属の1年草です。インドが原産と言われています。名の由来は、不明です。早く実が成るからとか、夏に生る実からナツミが転訛してナスビになったとの説があります。品種は非常に多く、日本では約180種類があると言われています。

 ナス科(Solanaceae Juss. (1789))は、世界に90属約200種が分布します。日本には、6属14種が分布します。ナス属(Solanum L. (1753))は、世界の温帯から熱帯に約1400種があり、日本には12種があります。

★  ★  ★

 田に水が引かれています。5月下旬に田植えが終わって、夏らしくなってきました。畑には野菜の花が開いています。ナスの花には必ず一つの実が成るようです。「親の言葉と ナスビの花は千に一つの無駄もない」と言われるようですが、私は聞いたことがありませんでした。初めの言葉「親の言葉」が余分だと子供にケチをつけられそうです。というか、私は駄洒落しか言いません。花はうつむいています。

 焼き茄子が好きです。「秋ナスは嫁に食わすな」とも言われるようですが、昔のこと。そんなことを言ったら危険?なご時世です。もっとも、中国の古書「本草綱目(ほんぞうこうもく)」には、灰汁が強く多食で腹痛下痢、婦人は子宮を痛めるとの記載があるようです。あくまでも多食の場合ですね。皆さんダイエットしか頭にありませんから、自暴自棄でのやけ食い競争は流行らないと思います。

Japanese common name : Nasu
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Solanum melongena L.


ナス(茄子)
別名:ナスビ
ナス科ナス属
学名:Solanum melongena L.
花期:6月~8月 1年草 草丈:60~90cm 花径:2~3cm
※インド原産で、現地では多年草

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【学名解説】
Solanum : 意味不明のラテン古名|solamen(安静)/ナス属
melongena : リンゴを生ずる、ウリのなる
L. : Carl von Linne (1707-1778)

撮影地:静岡県静岡市
葵区内牧 2005.06.11
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 12 June 2005
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by pianix | 2005-06-12 00:00 | | Trackback | Comments(0)