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ヒマワリ(向日葵)
 河川敷に植えられたヒマワリは巨大な花をつけました。花の直径は30cmを超えています。背丈は見上げるほどあります。茎は大人の腕の太さほど。ロシアヒマワリですね。ヒマワリが咲くと夏到来を感じさせてくれます。明るい感じがして私は好きです。

 周囲を飾る舌状花は花びらと子房からなり、中心の管状花(筒状花)は雄しべ・雌しべ・花びら・子房で成り立っています。開花を観察すると、周りの花びらが握った手を解くように1枚ずつ開き、中心の管状花は外周から咲き始めます。種が熟すると、その重みで下向きになりますが、あまりにも重いと地面へ倒れ込むほどになります。

 大別すると、草丈の高い大輪一重咲き、中輪八重咲き、ヒメヒマワリ(Helianthus debilis)があります。ロシアヒマワリは草丈200~300cmで花径20~30cm、「太陽」は草丈150~200cmで花径15~20cm、「サンゴールド」は草丈150~200cmで花径15~20cmの八重咲き、「ピグミー・ドワーフ」は草丈30~50cmで花径15cm程、ヒメヒマワリは花径10~20cmの切り花用、などが主な品種です。

Japanese common name : Himawari
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Helianthus annuus L.


ヒマワリ(向日葵)
別名:ニチリンソウ(日輪草)/ヒグルマ(日車)
キク科ヒマワリ属
学名:Helianthus annuus L.
花期:7月~9月 1年草 草丈:80~300cm 花径:10~30cm

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【学名解説】
Helianthus : helios(太陽)+anthos(花)
annuus : 一年生の
L. : Carl von Linne (1707-1778)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から8.25km 左岸河川敷 2005.08.09
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 14 August 2005
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by pianix | 2005-08-14 00:00 | | Trackback | Comments(2)
アカメガシワ(赤芽槲)
 アカメガシワ(赤芽槲)は、トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木です。安倍川河川敷には、アカメガシワがたくさん見つけられます。探すのに全く苦労はしません。名の由来は、新芽が赤くなることから赤芽で、葉をかしわ(柏)のように利用する事から。

 雌雄異株で、雌花の子房がふくらみ果実になります。雄花は淡黄色で、多数の雄しべが放射状に伸びます。雌花も淡黄色ですが、3本の紅色の雌しべが目立ちます。私が初めてアカメガシワを意識し始めたのは、それは柔らかいトゲ状の突起物がたくさんついた種子を見たからでした。奇妙な形の実に興味を抱いたのですが、花を知らず実から名前を同定する事になりました。

 葉や樹皮は消炎鎮痛作用があり、胃酸過多や胃潰瘍、腫れ物の治療などに用いられてきました。樹皮には苦味物質ベルゲニン(bergenin)などタンニン系化合物を含み、便秘、下痢、または便秘下痢交替などの便通の異常を整える作用があるとされています。また、染料として用いられます。

Japanese common name : Akame-gasiwa
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Mallotus japonicus (Thunb.) Muell. Arg.
雌花の実


アカメガシワ(赤芽槲)
別名:ゴサイバ(五菜葉)/メシモリナ(飯盛菜)
トウダイグサ科アカメガシワ属
学名:Mallotus japonicus (Thunb.) Muell. Arg.
花期:6月~7月 落葉高木 樹高:5~10m 円錐花序:7~20cm 果期:9~10月
(果実径:8mm/種子径:4mm)

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撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から6.25km 右岸河川敷 2005.07.15
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 17 July 2005
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by pianix | 2005-07-17 00:00 | | Trackback | Comments(0)
アロエ・ストリアツラ(Aloe striatula)
 海へ行った時、大きめの多肉植物がありました。路地植のアロエでした。早速、この名前を調べたのですが判明しませんでした。ありふれたアロエなのに何故詳細が分からないのか……綴りが違っていたのでした。それにしてもデータの少なさには驚かされました。

 一般的に日本では、アロエベラ(Aloe barbadensis Miller)やキダチアロエ(Aloe arborescens Mill.)が健康食品として知られています。ケープアロエ(Aloe ferox Miller)は医薬品原料専用で食品や化粧品への使用は禁止されています。アロエ科は世界に500種以上の品種があり、アフリカやアラビヤ、地中海沿岸を原産地としています。アロエの名前は、アラビア語あるいはヘブライ語で「苦い」を意味します。

参考:キダチアロエ(木立アロエ)

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Aloe striatula Haw.


アロエ・ストリアツラ(Aloe striatula)
別名:椰子アロエ/青嵐/有縞ロカイ
ススキノキ科アロエ属
学名:Aloe striatula Haw.
花期:12月~6月 多年草(茎が木質化し低木状)

【学名解説】
Aloe : alloeh(苦い)/アロエ属
striatula : striatulus(やや縞のある)
Haw. : Adrien Hardy Haworth (1768-1833)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から0km 東岸土手 2005.06.07
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by pianix | 2005-06-29 00:00 | | Trackback | Comments(0)
ルドベキア(Rudbeckia)
 近い場所は徒歩で、少し離れたところは自転車で、もっと離れたところはバイクでと使い分けて野草観察に出かけています。車では行きません。で、どの方法であっても目的地へ着けば、全て徒歩になります。持ち物のほとんどはウエストポーチに収め、カメラと関連グッズは携帯用のカメラケース2個に入れてベルトに通しています。問題は、より大きなものが必要な場合です。

 梅雨時の暗い天候ですからレフ板が必要と考え自作しました。A4程の厚紙にアルミホイールを貼っただけのものです。二つ折りにして自立するようにしてありますが、持って出かけるには大きすぎます。どうしたものかと2秒ほど思案しました。ウエストポーチではなく、ヒップバックなら入る事を確認しました。しかし今度はカメラバックを通すベルト部分が足りなくなりました。結局、超小型のレフ板をもう一つ作りました。

 ルドベキアは、オオハンゴンソウ(大反魂草)の園芸品種で、学名そのまま。この学名はスエーデンのウプサラ大学教授(植物学)の名前ルドベック(O. Rudbeck, 1630-1702)から。1・2年草としてルドベキア・ビコロ(Rudbeckia bicolo)、ルドベキア・ヒルタ(Rudbeckia hirta)があり、宿根草としてオオハンゴウソウ(Rudbeckia laciniata)、アラゲハンゴウソウ(Rudbeckia hirta var. pulcherrima)、ルドベキア・フルギダ(Rudbeckia fulgida)があります。新顔にルドベキア・トリロバ(Rudbeckia triloba)等。

 写真はルドベキア・ヒルタの改良種で、品種名はグロリオーサ・デージー(Gloriosa Dasiy)。1958年にオランダ王立園芸協会賞を受賞。

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Rudbeckia hirta L. sp. Gloriosa

ルドベキア(Rudbeckia)
キク科オオハンゴンソウ属
学名:Rudbeckia hirta L. sp. Gloriosa
花期:6月~10月 多年草 草丈:40~80cm 花径:8~12cm
北アメリカ原産

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【学名解説】
Rudbeckia : Olaus (Olof) Johannis Rudbeck (1630-1702), Olaus (Olof) Olai Rudbeck (1660-1740)を記念/オオハンゴンソウ属
hirta : hirtus(短い剛毛のある)
L. : Carl von Linne (1707-1778)
f. : forma(品種)
Gloriosa : gloriosus(立派な・美事な)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から17.0km左岸土手 2005.06.09
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 20 June 2006
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by pianix | 2005-06-20 00:00 | | Trackback | Comments(0)
アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)
 茎や葉に荒い剛毛があるアラゲハンゴウソウは、北アメリカ原産の帰化植物で、野生化しています。性質が強く、環境にあった場合は勢力を広げ、時に在来種を脅かすほどにまでなります。

 ヒマワリなどと同じように、大型の花は群生すると目立ちます。背丈が200cm程にもなるオオハンゴウソウ(特定外来生物)に比べ、本種は低く、70cm程。園芸種も作られています。染色体数は、2n=38。

※本種を含むオオハンゴンソウ属は、輸入時に種類名証明書の添付が必要な生物に指定されています。特定外来生物に指定されている種については、原則輸入禁止です。

Japanese common name : Arage-hangonsou
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Rudbeckia hirta L. var. pulcherrima Farw.


アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)
別名:キヌガサギク(絹笠菊)
キク科オオハンゴンソウ属
学名:Rudbeckia hirta L. var. pulcherrima Farw.
花期:6月~8月 多年草 草丈:40~70cm 花径:4~7cm

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【学名解説】
Rudbeckia : Olaus (Olof) Johannis Rudbeck (1630-1702), Olaus (Olof) Olai Rudbeck (1660-1740)を記念/オオハンゴンソウ属
hirta : hirtus(短い剛毛のある)
L. : Carl von Linne (1707-1778)
var. : varietas(変種)
pulcherrima : pulcherrimus(非常に美しい)
Farw. : Oliver Atkins Farwell (1867-1944)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から17.0km 左岸土手 2005.06.09
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 19 June 2005
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by pianix | 2005-06-19 00:00 | | Trackback | Comments(0)
トウモロコシ(玉蜀黍)
 藁科川土手に野草を探していると、水田に手作業でイネを植えている農家の方が見えました。ぬかるみに入っての作業は重労働です。腰を曲げたままなので、時々背中をまっすぐにする動作が入ります。昔からの懐かしい風景です。

 畑には作物が育っています。トウモロコシの花が咲いていました。上部に見えているのは雄花です。南アメリカ原産です。

Japanese common name : Tou-morokosi
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Zea mays L.


トウモロコシ(玉蜀黍)
イネ科トウモロコシ属
学名:Zea mays L.
花期:6~9月 1年草 草丈:100~250cm 花柱:~50cm

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【学名解説】
Zea : コムギの種に対するギリシャ古名/トウモロコシ属
mays : 南米名
L. : Carl von Linne (1707-1778)

撮影地:静岡県静岡市
葵区牧ヶ谷(畑地) 2005.06.14
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 17 June 2005
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by pianix | 2005-06-17 00:00 | | Trackback | Comments(0)
ホオズキ(酸漿)
 夏の風物詩である浅草の「ほおずき市」をあげるまでもなく、懐かしい思いをお持ちの方も多いのではないでしょうか。花は鑑賞価値が低いとされ、もっぱら実に興味が注がれています。7月頃に赤く染まります。東アジア原産です。英名は、Winter cherry。

Japanese common name : Hoozuki
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Physalis alkekengi L. var. franchetii (Mast.) Makino


ホオズキ(酸漿)
学名:Physalis alkekengi L. var. franchetii (Mast.) Makino
ナス科ホオズキ属
花期:6月~7月 多年草 草丈:60~80cm 花径:1.5cm

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【学名解説】
Physalis : physa(水泡、気泡)/ホオズキ属
alkekengi : ホオズキのアラビア語
L. : Carl von Linne (1707-1778)
var. : varietas(変種)
franchetii : Adrien Rene Franchet (1834-1900)の
Mast. : Maxwell Tylden Masters (1833-1907)
Makino : 牧野富太郎 Tomitaro Makino (1862-1957)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川河口から17.0km 東岸土手 2005.06.09
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 11 June 2005
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by pianix | 2005-06-11 00:00 | | Trackback | Comments(0)
ビヨウヤナギ(美容柳/未央柳)
 先日来た時は咲いていなかったのに、と驚きました。長いまつげ?が売りの派手なビヨウヤナギ。白楽天の詩「長恨歌」で未央宮殿の柳を楊貴妃の眉に喩えた事から、未央柳とも。園芸種は敬遠している私ですが、「君すごいじゃん」とカメラを向けてしまいました。繊細そうですが性質は丈夫。中国が原産です。

 「君を見てびようやなぎ薫るごと胸騒をおぼえそめきに」 北原白秋

Japanese common name : Biyou-yanagi
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Hypericum monogynum L.


ビヨウヤナギ(美容柳/未央柳)
別名:キンシトウ(金糸桃=中国名)
オトギリソウ科オトギリソウ属
学名:Hypericum monogynum L.
synonym : Hypericum chinense L. var. salicifolium (Siebold et Zucc.) Choisy
花期:6月~7月 半常緑低木 樹高:1~1.5m 花径:4~6cm

【学名解説】
Hypericum : hypericonに因む|hypo(下に)+erice(草叢)/オトギリソウ属
monogynum : mono(一)+雌蘂(しずい)の
L. : Carl von Linne (1707-1778)
---
hypericon : Hyperīōn(ギリシア神話の神)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から17.0km 左岸土手(植栽) 2005.06.09
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

Last modified: 10 June 2005
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by pianix | 2005-06-10 00:00 | | Trackback | Comments(0)