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ノゲシ(野芥子)
 ノゲシ(野芥子)は、キク科ノゲシ属の2年草(越年草)です。ヨーロッパ原産で、中国経由で日本に入ってきたと言われている史前帰化植物です。世界中で見られる汎世界種で、日本でも全国に分布します。名の由来は、葉がケシ科のケシ(芥子)に似ている事から。ハルノノゲシ(春の野芥子)は、秋に開花するアキノノゲシ(秋の野芥子)に対する別名です。中国名は、苦苣菜(kŭ jù cài)。

 ロゼットで越冬し春以降に開花する越年草ですが、冬でも開花する事があります。温暖地では通年見られます。ノゲシ属やアキノノゲシ属は食用にもなりますが、日本では馴染みが薄いようです。

 葉は全体に柔らかく、下部は長い葉柄があり、羽状に裂けます(大根の葉に似ている)。上部は茎を抱き、刺状の粗い距歯がありますが、オニノゲシ(鬼野芥子)のような硬い棘はありません。花は、黄色の舌状花からなる頭花を持ち、タンポポに似ています。熟すと総苞が反り返り、球状の綿毛になります。果実は褐色の痩果で、白い冠毛があり、果体に直接付きます。長い柄の先につくタンポポと異なるところです。茎は中空で、傷つけると乳液が出ます。ケシの場合は、乳液を乾燥させ黒褐色になったものが阿片(Opium)となります。ノゲシの場合は当然の事ながら麻薬性はありません。

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 このノゲシは、崖下の小川のほとりに咲いていました。撮影しようか迷ったのは、登って戻れるか不安だったからです。少し滑れば、冷たい水に浸かる事になります。結局は、あまりにも気持ちよさそうに咲いていたので降りてしまったわけです。ワスレナグサ(勿忘草)だったら流されてもロマンチックかもしれません。土手で滑り落ちるのは慣れていますが、先日は恥ずかしい思いをしました。絶好調の二十?肩を滑って強打し、「再起不能」とつぶやき、「まだまだ~」と威勢良く声を出して起きあがったら、遠くで一部始終を見ていた人がいたのです。

参考:ホソバアキノノゲシ(細葉秋の野芥子)

Japanese common name : Nogesi
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Sonchus oleraceus L.

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冠毛は白色。果実は痩果。長さ約3mm。


ノゲシ(野芥子)
別名:ハルノノゲシ(春の野芥子)
キク科ノゲシ属
学名:Sonchus oleraceus L.
花期:4月~8月 2年草(越年草) 草丈:50~100cm 花径:2~3cm

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【学名解説】
Sonchus : アザミなどを一括したギリシャ古名/ノゲシ属
oleraceus : 食用蔬菜の、畑に栽培の
L. : Carl von Linne (1707-1778)

撮影地:静岡県静岡市
安倍川/河口から6.75km 右岸河川敷 2006.01.10
安倍川/河口から6.5km 右岸河川敷 2006.02.14
下農道(採取) 2019.02.27, 2019.03.02
[Location : Shizuoka City, Shizuoka Prefecture JAPAN]

12 January 2006, June 11, 2008
Last modified: 30 March 2019
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by pianix | 2006-01-12 00:00 | | Comments(0)
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